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 こんにちは。堺の吉峰です。今回は、10月15日に開催された「知ってみよう!ひきこもり との関わり」の研修報告をさせていただきます。こちらの研修では、下田つきゆび様と真下いずみ様の講義をお聞きして、最後に小人数のグループに分かれてグループディスカッションをしました。ひきこもりの方とお話をする時に気をつけること、就労を希望する人に対する支援の事例、相談機関など、基礎的なことを幅広く学ぶことができました。   ◆登壇者 ・下田つきゆび氏 (KHJ高知県やいろ鳥の会、つきゆび倶楽部主催)(ひきこもり経験者) ・真下いずみ氏 藍野大学医療保健学部作業療法学科/社会福祉法人南山城学園 サザン京都 ・山口 由香里氏 訪問看護ステーション こころ 副所長   ◆全体を通して印象に残ったこと ・当事者が安心するためには、場所や仕組みだけでなく、安心できる人間関係も非常に大切だということ  下田様は、「安心できる人がいれば、公園のベンチでも居場所になる」と表現なさっていました。下田様のお話は全て衝撃的でしたが、特にこの言葉が印象に残りました。本人にとって安心できる人間になることの重要性がとても分かりやすい表現でした。 ・ひきこもりの期間を肯定的に捉えること  ひきこもるのは自身を守るための反応であることを考えると、引きこもっている期間を批判するのは違いますよね。    当日は在宅ワーク用のPCで受講していたのですが、真下様の講義が始まった直後に通信状況が悪くなり、自宅にある有線接続のPCで受講しました。アカウントを変えて受講することになったにもかかわらず、対応してくださった運営の方には感謝の気持ちでいっぱいです。  機材トラブルがある中で自分のPCを使うことを思いついたのは、そのPCをいつも使っていたからだと思います。追い詰められた時に、新しいことをする勇気はなかなか出ないですね。「何かあったとき」ではなく、普段から頼れる場所や人を見つけておくことが、緊急時の対応に役立つということを実感しました。