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 こんにちは。堺の吉峰です。今回は、11月9日に開催された「就労移行を考える会~精神疾患と共に~」の研修報告をさせていただきます。   [総合司会] 上島医院 院長 渥美正彦様 [発表者] 「就労移行支援の役割と地域連携について」 ・就労移行支援事業所エンワーク 大田絋史様 「精神障がい者さんの雇用における課題とこれから」 ・株式会社ココワーク 社長 渡辺晶子様 「精神障害者就労支援とJSN」 ・田川くすの木クリニック 院長 田川精二様    以下に、内容を簡単にまとめさせていただきます。   ■就労移行支援事業所の役割と地域連携について ・就労移行支援事業所同士の連携が必要 ・企業の実習枠を複数の事業所で共有して、実習生を継続的に送ることで、企業の障害者雇用の経験を増やすことに貢献できる。 ■精神障がい者さんの雇用における課題とこれから ・定着のためには職場へのマッチング、安心、やりがいが重要 ・ココワーク様の面接では、本人の体力、その職場で働くことへの意欲、調子を崩すサインを自分で把握していて、調子を崩した時の対処法を説明できるかどうかを確認して、職場へのミスマッチがないか見ておられる。 ・支援者が企業と本人も交えた3者面談を行うことが、企業、本人の両者の安心につながる。 ・仕事への責任感、周囲からの感謝、成長がやりがいにつながる。 ■精神障害者就労支援とJSN ・JSNでは企業実習で苦手なところにも行く。 ・失敗をどう乗り越えるかも大きな経験になる。 ・医師は支援者の相談役として後方支援に徹する。 ・自己理解ができると、頑張れて潰れにくい。    今回のお話の中で、渡辺様の「JSN様のような事業所が増えてほしい」と言う言葉が印象に残りました。定着後も頻繁に面談を行い、何かあればすぐに連絡できる体制があると、ご本人が安心できるだけでなく、雇用者も安心して仕事を任せられるそうです。精神疾患があると調子に波が出やすいからこそ、定期面談が大事なのかもしれません。私は今は移行で精一杯ですが、他の方のお話もお聞きして定着の支援の勉強も続けたいです。