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こんにちは。砂川です。     【学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで~起立性調節障害とわたし】(著:月本 千景)を読みました。前回ブログの「生理ちゃん」に引き続き漫画です。     専門書は活字のものが多く、取っ付きにくいイメージがあるかもしれませんが、最近は当事者さんの体験記が増えてきています。学術的に学ぶことはもちろん、その方々の気持ちを知る・学ぶことも大切な作業になるので今月はあえて漫画を読む!月間にしました。     起立性調節障害の症状は、「朝~午前中に起き上がれず、午後~夜に調子が良くなる」「立ち眩み・めまい・失神」「思考力・記憶力の低下」などがあります。発症のピークは15歳前後だそうで、本の帯には「10代の10人に1人が発症」とありました。 症状の出方は人によって様々ですが、10代の若い世代がこの病気に苦しむことは、朝から学校に行くという、現在の日本では当たり前の習慣に乗れない・乗りにくくなることに繋がります。 本書でも小~中学時代の著者が授業に集中できない様子や、授業の予習復習を夜遅くまで取り組む様子が描写されていました。夜は調子がいいので頑張れる様ですが、そうすると就寝時間が遅くなるので余計に翌日の体調に影響が出てしまいます。頑張れば頑張るほど悪循環に落ちる著者の姿に表現しがたい感情がこみ上げました。     また、この書籍を通じて、インターネットでも調べてみました。 学んだことは以下の二つ。   ・起立性調節障害は服薬での治療が可能 ・血液量が少なくため)水分や塩分接種が必要     目に見えない、他者に理解されにくい症状なので、正しい知識を身につけることが誰かの救いになるはずです。手軽に学べるツールがあることに感謝です。       砂川