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こんにちは。堺の徳谷です。 事の大小に関わらず、「あー、もう先が見えない」「このままじゃ生きていけないかもしれない」と思うことは誰にだってありますよね。僕が初めてそう思ったのはいつだったか…いずれにせよ他人と自分を見比べたり、欲しいものが手に入らなったときだったように思います。   さて、クロスジョブグループ研修では、『孤立』に焦点をあてるテーマで基調講演をいただきました。 ひきこもりやワーキングプアなど、初めてこの言葉を聞いてから数年?十数年? 知っているつもり、且つ、それぞれに対処する機関や窓口ができたからこそ、『孤立』の要因が重複・混在しているときに気づけないといった事態が容易に起こり得る…僕たちは、想像が及ばない範囲へは決して支援の手を届けることが出来ないんだと感じました。だからこそ、目の前の人の背景を想像するためのインプットは欠かすべきではありません。仕事のためにも、自分の身の回りのことを知るためにも。   基調講演の後には、事例発表をさせていただきました。 就労継続の土台となるライフスキル(生活能力)と、援助要請のスキル(上手に周りに頼ること※今回は地域の連携機関に生活面のサポートを要請すること)をテーマに、実践報告の形にまとめました。 1.ご本人が大きな落ち込みをきっかけに「変わりたい」と決心して行動された経緯 2.ご本人の行動を支援するために行った、特性に合わせたアプローチ が、発表の大筋です。ご本人、関係機関に支援者…つまり僕は、助けられどおしでした。   想像力を広げて、より遠くまで支援の輪を広げること。目の前の人を支援するために、より多くの引き出しを備えておくこと。 日々の支援だけでは概論的になんとなく…で留まってしまうことが僕の課題です。発表の機会をいただきながら学べたことを、スタッフみんなで共有できればと思います。