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明けましておめでとうございます。
クロスジョブ堺の吉峰です。
本年もよろしくお願いいたします。
報告が遅くなりましたが、『障害者の一般企業への就労を目指したアセスメントについて』の研修報告をさせていただきます。
今回の研修では、アセスメントの内容と方法についての講義の後、質疑応答の時間がありました。
アセスメントの手段には面接、検査、作業場面での観察、実習、行動観察などいくつかありますが、その目的が情報収集と課題の指摘だけにならないように、強み(ストレングス)の発見、必要な工夫や支援の検討、本人の自己理解の支援などを意識することが大事というお話がありました。ベテランの支援者でも、ご本人の強みは意識しなければ見えないこともあるという言葉が印象に残っています。
質疑応答は、他の機関の方が現場で悩んでいる内容ばかりで、回答はすぐに実践に活かせるような内容でした。詳細の公開は控えるよう言われたのですが、途中で紹介された資料の内容が参考になる内容だったので共有させていただきます。
→認知に障害のある人に対する相談補助シート(https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/34_ninchi.html)
SheetA-1やCにはご本人が自身をどう認識しているかを考えるための視点が書かれています。
職業センターからは多数のツールやフォーマットが発行されていますが、今回の研修で職業センターのスタッフはツールなどを使って集めた情報を他のスタッフと共有し、助言や意見をもらいながら主観に偏らないように気をつけておられることを知りました。
アセスメントした情報が主観に偏らないように、ツールを活用しつつ、利用者の話に常に耳を傾けながら、他のスタッフの意見も聞いていくのはやることが多くて難しそうですが、少しずつ慣れていきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。