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こんにちは!
桜の季節になりましたね。堺事業所の前にある公園でも桜が見ごろです。
さて、3月29日にOさんの壮行会を行いました。
Oさんは官公庁での事務補助のお仕事が決まりました。
採用までの流れは求人票から応募をして面接→採用でした。
クロスジョブからご就職された方のほとんどは雇用前に実習をしているので今回は珍しいケースです。
そのため、4月1日の初出勤日にはスタッフが同行し、打ち合わせを兼ねて面談をしていただくことになります。
壮行会の中で利用者さんからの質問に答えていただいたので一部抜粋して掲載します。
Q:就職先ではどのような配慮をうけられますか?
Oさん:今回、採用までに打ち合わせの機会などなかったため出勤初日に確認となります。配慮をいただきたい内容はスタッフと面談で事前に確認しています。
▽配慮事項
・説明などを受けた時に聞き取れないことがあるので1つずつ順番に指示していただきたいこと
・「あれ」や「これ」などの曖昧な指示は意図のズレが生じるので避けていただくこと
・視覚、聴覚情報が多いと脳疲労につながるので5分程度の小休憩をもらうこと
Q:クロスジョブで学んだことはありますか?
Oさん:自己理解をすることの必要性や、これまでやってこなかったことを経験することが出来ました。
仕事をする上で自分の苦手なことを見つけられたり、苦手なこともどこまでなら出来るかを知ることが出来ました。
施設外就労では普段出来ない経験となって楽しかったです。
Q:認識のズレが起きてしまう原因と具体的な対策、どのようなことをして工夫していましたか。
Oさん:ズレの原因は指示や説明を聞いているときに追いついていなくて、取りこぼしが出ているのだと思います。
訓練の中でズレが出ていることが分かって、ズレを防ぐために区切って言っていただく、聞き取れる範囲で短く指示を出してもらいました。
メモして復唱して、認識が合っているかを確認することも大切だと思います。
いきなり訓練で出来るか不安だったので、まずは面談の中でメモ取りの練習をして安心感を持ってから訓練でもやっていきました。
Q:Oさんは体の痛みが出やすいことについての相談がありましたが、訓練開始当初から今日までで対策出来たことはありますか?
Oさん:通所前に患った頚椎症の影響で、最初は右手の握力が15kg程度で出来ることも限られていました。
だんだん治ってきたことで作業内容が広がってきた。
また、左足靭帯を痛めているため人とぶつかったり、急に止まったりすると足に負荷がかかるため作業をするときは動線を考えて作業場所を選ぶように対策しました。
スタッフ:応募先企業は通勤練習をしてエレベーターの場所やどの改札から出ると目的地まで行きやすいか確認しました。
Oさん:電車の混雑や駅構内の人ごみを避けるために10時という勤務時間を希望しました。
Oさんの「就職しました記事」はこちらからご覧ください。
改めまして、ご就職おめでとうございます☆