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こんにちは。
さて、7月31日にTさんの壮行会を行いました。
Tさんは半年間のトライアル雇用の後、点字ブロックや白線、専用の顔料などの道路に関連した資材を製造しているO株式会社に就職されました。
☆トライアル雇用とは
会社と求職者が試しに一定期間、一緒に働いてみる制度です。
数週間から数ヶ月の期間が設けられ、実際の仕事を通じて、働く能力や職場の適性を評価します。この期間中に、トライアル雇用が成功すると、その後正式な雇用契約に移行することができます。
会社は求職者の適性を見極め、求職者も実際の仕事環境や内容を確認することができるため、双方にとってミスマッチを防ぐ手助けになります。
壮行会の中でいくつか質問に答えていただいたので、一部抜粋して掲載します。
2年間クロスジョブに通った中で、学んでよかったことはありますか?
Tさん:軽作業、パソコン以外の基本的な業務のほかにも、自分は対人関係でちょっと問題がありました。そういう部分をクロスジョブでしっかり改善して、トライアル雇用にもしっかり取り組めたので、その点は非常に良かったと思っています。
担当スタッフ:自分の考えを優先して、確認せずに動かれることがあり、面談でもお話しをさせていただきました。今回のトライアル雇用の中でも、周りの人に聞いて自己判断せず取り組むことをがんばっておられました。
なぜ点字ブロックにアイロンかけが必要なのでしょうか?仕組みを教えてほしいです。
Tさん:点字ブロックシートを敷いた上に黄色い顔料をかけて、固まると点字ブロックになる。アイロンをかける前はしわが多く、そのままかけるとしたのシワになってしまうので、アイロンで事前にしわを取る作業が必要になります。
専門的な内容が業務で多く、全く分からない状態から始めたと思いますが、どうやって覚えていきましたか。
Tさん:始めて作業をするときは、クロスジョブの訓練の中でもしっかり取り組んでいたメモ取りをするようにしました。メモ取りをして、忘れたときにはすぐに見れるように工夫することで、その後の作業も問題なく取り組むことができました。私の場合は、同じ作業を何回も取り組むことで感覚をつかんでいくのも一つの方法として取り入れました。
会社にこうしてもらいたいという、配慮事項は何かありますか。
Tさん:誰にも相談もなしに進めてしまう癖があります、ということをお伝えして、「自分でも努力しますが、そういった場面があったら声をかけてもらえるよう配慮をお願いします」ということを伝えました。
担当スタッフ:暗黙のルールやみんながなんとなく守っているルールがあると思います。そういったものがわかりにくいところがあるとお話してくださったので、ルールを教えてほしいということも配慮としてお伝えしました。
就職に向けて訓練中の方に向けてのアドバイスはありますか。
Tさん:自分の得意不得意をしっかり経験で見極めていければ、その後の就職に大いに活かすことができると思います。
Tさんの「就職しました記事」はこちらからご覧ください。
改めまして、ご就職おめでとうございます!