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クロスジョブでは、2~3ヶ月に一度、講師・アドバイザーである松本クリニックの渡邉ドクターを招いて、スタッフ研修として発達障害に関する勉強会を実施しています。7月17日(木)に定例の勉強会がクロスジョブ阿倍野で行われました。これまでは、日々の実践の中で悩む対応など、ケース事例検討を中心に行ってきましたが、今回は、渡邉先生から新たに新入職スタッフも増えたことやスタッフ全員の基礎知識を高めるために、『障がいのある人とつきあうためにしっておくべきこと!』というテーマで、基本の障害特性や、そもそも人してどう見るのかと言う視点でのお話しをしていただきました。 学術的な発達障害と行政施策上の発達障害の捉え方の違いや、・ICD-10とDSM-5などの診断についてのお話し。また、発達障害という障害だけを理解するのでなく、成育歴や成功・失敗経験などその人そのものを理解すること。そして、発達障害の『障害』=感じかた、楽しみ方の違いであって、障害のある人とないと人のどちらが正しくて間違っているのかという事ではないこと。その上で、私たちは対象者の通訳係として、周囲に働きかけ、あるいは対象者に「あなたはそう思っているけど、多くの人はこう思っているよ」と伝えていく役割を担っていることなどなど、本当に改めて気づかされる視点が多くありました。 新入職職員のスタッフもこの数か月で悩んだこと、気づいたことを、積極的に質問をし次へのステップに繋げてくれていました。渡邉先生、今回もたくさんの学びをありがとうございました!