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去る6月5日(日)に当法人の8回目の総会・交流会を開催しました。 今年度はクロスジョブの理念をはじめ行っていることに賛同して下さる皆様と一緒にやっていこうという想いのもとに一堂に会しました。 足元の悪いなか、またお休みという日にも関わらず出席して下さった理事の皆様、会員の皆様、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございます。   今回の総会はクロスジョブの理念をはじめ、やっていこうとしている事に賛同して頂いた方と共に「障害のある方が企業で働きつづける」という事を考えていく場になりました。 クロスジョブで取り組んできた事を知って頂き、相手様の事も知る、相手様の事を信頼し、信頼される関係性を構築することがいかに重要か、またやるべき事はそれぞれ違っても全員で同じ方向を目指していく事が「持続力ある法人」に向かっていくのだと感じました。 ご本人の想い、ご家族の想い、企業の想い、関係機関の想い、支援者の想いそれぞれの想いを聞けた事はとても良い刺激になり、今後も語らい共有しながら今後もより良いものをつくりあげていきたいと思いました。   今年度、米子、札幌、鳳における新規事業所の開設に向けた想いを共有できたことも、非常に良かったと感じています。クロスジョブを必要として下さる事に感謝し、私たちが今まで取り組んできたこと、そしてこれから目指していくことを、待っている方々がいるところに届け、その地域で根をはり発展させていく、身も心も引き締まる瞬間でした。             今回の総会を終えて、事業所内で感想交流を行いましたので下記に掲載します。   ・クロスジョブからも大学側に研修に行き、大学で行われている内容も把握し、クロスジョブでのプログラムも検討し、キャンパスチャレンジが前年度以上により良いものになるように取り組んでいきたい。 ・総会では団結力を感じ、6期から7期の後輩へのメッセージを送り、来年もクロスジョブを作っていく一員でありたいと思った。 ・会員や理事の皆様でNPOを作っていくことの心強さを感じた。総会・交流会のみの開催で個人的に分かりやすかった。高次脳機能障害のある方への就労支援での連携、堺における第2事業所開設に向けて頑張っていきたい。 ・クロスジョブ開設当初はスタッフ10人ぐらいからスタートし、現在は年々賛同して下さる方が増えている。堺第2事業所開設に向けた決意表明をさせていただいたので、頑張っていきたい。 ・大学の先生より「就職しない」も選択肢の一つかなと話があった。自分に自信がないので、いろんな人の意見に自分を合わせてしまうことが多いが、しっかりとした自分の考えと様々な選択肢を持つ必要性を感じた。 ・保護者の皆様からは昔は大学にキャンパスチャレンジというような取り組みはなく、自分の子供は見捨てられたのかなと感じたからこそ、キャンパスチャレンジのような取り組みは広がっていって欲しいという意見があった。 ・クロスジョブの今までとこれからを知れた。保護者の方々とも初めて話を聞けた。理念を常に意識しながら取り組むことの大切さを感じた。 ・大きな目標でもかなえることが出来ると感じ、関西以外での事業所開設も理念がしっかりしているからできるのかなと感じた。 ・NPO法人だからできることもあるだろうし、みんなで一つの事を目指して頑張っていくところは株式と違うところと思う。 ・話を聞く中でエビデンスもあると感じ、利用者さんに対して、まずは「なぜ」と考えることが大切だと知った。 ・発達障害と高次脳機能障害の違いはそこまでないという話を聞いた。ちょうど利用者の方との関わり方で悩んでいたので聞けて良かった。 ・社会福祉法人とNPOとの違いを感じた。社会福祉法人は派遣が多く、マンパワーが足りない感じを受けていたが、クロスジョブはスタッフのモチベーションも高く、利用者さんとの関わりを大切にしながら日々振返られている。 ・米子と札幌の開所を許されるかが不安だった。赤字でも承認していただけるのは嬉しい。スタッフの成長も日々感じるし、多くの事を取り組んでいる様子を見て刺激を受けている。 ・理念にもあるように、朝礼、終礼でしっかり振返られているのは凄くいいこと。また毎回不適切対応について話せていることもいいし、それを積み重ねて大きくなると思う。このような取り組みから一人一人が力を持って取り組まれているのかなと感じる。 ・大きい組織になるにつれて、支援は個人で行うので支援の質にバラつきが出ないようには気を付けたい。先輩たちが築いてきた中で新しい方はするけど、今までと違った視点や柔軟性が必要だと思う。 ・最初は利用者で現在は職員。立場が変わると見え方が違う。みんなが本気で仕事をしていることに凄さを感じる。外と中との温度差が出ているのではないかと考えると怖いので、もっと調整していけたらと考えている。 ・社内、社外関係なく、会員が一緒になってやっていけることが大事。 ・やってもらって当たり前と感じている人がいる中で、でも、そうじゃないんだということをもっと伝えていけたらと思う。それをチャレンジャーズでおこなうことに意味がある。ぜひその取り組みはしていって欲しい。 ・総会に参加したのは初めてだったが、自分たちも正会員であることを改めて感じる機会になった。参加することの大切さを知った。会社勤めしかしたことがなかったので、自分たちも総会に参加出来ることは凄いなと感じた。   堺事業所の中で上記の振り返りを行っています。   今年度、堺事業所では第2事業所の開設に向け、キャンパスチャレンジをはじめ、学校との連携強化、高次脳機能障害の関係機関との連携強化を図っていきます。 これらを行っていく中で持続力ある法人を目指していきたいと思います。   皆様、今後ともご助言、ご指導、ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。