今回は荒木さんと今村さんで三紀サービス株式会社南大阪RDCセンター様にご訪問させて頂き、貴重なお話を伺ってきております。  Ｑ１．雇用に至った経緯、雇用の決め手Ａ１．障害の有無ではなく、現場でしてもらって、作業ができそうかというところを見ています。必要な配慮はしているが、ここの職場にいる以上は一職業人として求めることは求めるようにしています。 Ｑ２．ご本人さんを雇用されて、企業の中の変化（従業員さんの対応や、企業としての考え方）Ａ２．その人だけを別枠にするのではなく、個人の向き不向きに合わせています。この２人が障がい者雇用をするのは初めてでした。１人でもくもくと取り組める、コミュニケーションは少し苦手かもしれないけれど、作業はきちんとできています。会社のスタンスとして、特別扱いをすることはありませんが、必要なフォローをしたことで、長く続いたのでは、と思います。 Ｑ３．ご本人さんの変化（３年間でがんばったこと）Ａ３．ここに来る前にどんなことがあったかはわからないですが、何かきっかけがあって内向的になったのかなと思っています。他の人たちと同じように関わっている中で、ご本人たちの元々の自分を取り戻せたのではないかと思っている。本人が努力した部分にあったと思うし、それが自信に繋がっているのではないかと思います。 Ｑ４．合理的配慮として、工夫をされている点Ａ４．ここでは、仕事ができるかできないかという基準で見ています。障害があってもなくても、向いていない人にはできない作業です。２人とも真面目なので、頑張りすぎないように少し注意をしてみているくらいですね。あとは、たくさん話掛けたり、しんどそうにしていたらこまめに話を聞くようにしています。特に初めは、何かあったときにはすぐ支援者さんに連絡をとり、タイムリーに対応ができるよう関わってきました。 Ｑ５．今後、ご本人さんに期待している点Ａ５．うちでこのまま頑張ってほしいと思っています。でも、この先を考えたとき、まだ２人とも若い。年齢的にも、いつまでもここにいても良いのかとも思うところもあります。ここでは会社の制度上、雇用条件のステップアップができない。なので、正社員としてチャレンジできるのであれば、それは本人にとっても良いことだし、ご両親も安心されると思う。正社員として更に活躍できる場所があるのであれば、企業として応援したいと思っています。 Ｑ６．企業として、今後障害者雇用に期待する点Ａ６．今後も、頑張ってもらえる方がいれば雇用をしていきたいと思っています。今回この２名を雇用して、見方は変わったと思います。最初はできるかな？溶け込めるかな？と不安に思うこともありましたが、成功しました。なので、今後も話を聞いてみようと思うようになりました。 非常に力強いコメント誠にありがとうございます。今後も引き続き何卒宜しくお願い致します。