角家さんが訪問させて頂いております。 ３年継続就労されている方々の企業に訪問し、ご本人さんと企業の担当者の方にインタビューさせていただきました。今回は秦康徳さん。現在、山崎製パン株式会社　大阪第二工場で働かれています。仕事内容は菓子パンの製造補助などをされています。 まずは人事課　課長　土屋様にお話をうかがいました。Q.なぜ障害者雇用をしようと思われましたか？山崎製パンでは全社を挙げて障がい者雇用に取り組んでおり、大阪第二工場でも３１名の障がい者の方が職場で働いていただいております。（平成２８年６月末現在　雇用率２．１９％）障がい者雇用に関しては就労支援施設や特別支援学校からの紹介により、実習期間を設けて就労者と受入側双方とのマッチングをはかります。秦さんも実習期間の仕事ぶりを評価させていただき、双方合意のもと採用させていただきました。Q.障がい者の方を雇用するにあたって大切にしていることはありますか？当社の業務は立ち作業・流れ作業・単調作業を基本としており、職場実習を実施して本人の適性を確認させていただいております。また、各所属に障がい者の方がいますが、他の従業員の理解も必要になります。当社では各職場から推進委員を選出しての人権委員会において障がい者雇用への勉強会を開催して従業員への啓蒙活動を行っております。また、年に１回人権啓発イベントを事業所内で開催しての啓発活動を継続しております。Q.３年継続勤務就労のために取り組んでいる合理的配慮などはありますか？特別なことはせずに他の従業員と同様に仕事をしてもらっています。本人の適性を考慮して単純作業を主にしてもらっています。Q.泰さんが入って変わったこと（働きやすい空間づくりや障がいに対する考え方など）はありますか？他の従業員も秦さんの障がいを理解しており、自然に接しています。仕事もしっかりよくしてくれています。Q.泰さんに仕事を任せて大丈夫と思えた瞬間はどんな時でしたか？挨拶をしっかりしており、出退勤の時間をきっちり守っているところです。また仕事に関しては一切を手を抜かない姿には感心させられています。特に単純作業においては飽きてきたりするものですが、泰さんはそうしたところがないです。Q.では最後に、今後ご本人さんに期待したいことはありますか？今まで通りで十分なので、健康に留意して仕事を続けてもらいたいです。  では続いて、泰さんにお話をうかがいます。Q. 努力していることはありますか？一生懸命することを忘れずに頑張っています。Q．一番しんどかったことはありますか？けん盤掃除。鉄板の汚れをヘラで取ったり、タオルで拭いたりする作業。暑くて大変だった。Q．楽しかったことはありますか？パン生地にチョコを乗せたり、ライン作業が楽しい。Q．お給料は何に使いましたか？ゲームを買いました。Q．今後、頑張っていきたいことを教えてください！パン生地を流れていくのをちょっとでも早くしていきたいです。 泰さん、企業の担当者様、お忙しい中、誠にありがとうございます。今後も引き続き何卒宜しくお願い致します。