こんにちは、堺事業所です。 3月に入り、少し寒さが和らいだように感じる日も訪れるようになりましたね。   1月に引き続き、2月もクロスジョブの卒業生の方にお越し頂き、OB講話会を行いました。 今回は、2020年の夏頃に、製造系の企業D社に就職されたOさんにお話しをお伺いしました。 事前に利用者の皆様からお預かりしていた質問に対し、ご回答いただいていましたので、その回答をもとに、お話しをしていただきました。   利用者の方からは、どんなお仕事？勤務時間は？残業はあるの？といった、勤務に関する質問や、一人暮らしのこと、プライベートでの過ごし方、給料のことまで、さまざまな質問を挙げていただいていました。Ｏさんもひとつひとつの質問に、とても丁寧にお答えくださった印象です。   スタッフもお話しを伺う中で、印象に残ったOさんのお話しは、Oさんはクロスジョブに来るまでは「自分の事を過信していた」とお話しされていたことです。クロスジョブに来て、自分ができること・できないことを知り、前向きに受け止め、自分が無理なく働くことのできる仕事は何かを整理されたとのことでした。Oさんが「できないことをするのは無理をして働くことになる」とお話しされていて、その通りだな、と思いました。 無理なく働くために、休日も疲れないようにのんびり過ごされていたり、ご自分のことを深く理解して、仕事や生活に向き合っておられるように感じました。 Oさんは、現在のお勤め先であるD社は「作業内容や環境が自分に合っている」と感じられているそうです。お仕事に慣れるまでは時間がかかったようですが、今は余裕ができて、繁忙期は残業を引き受けられるなど、できることを少しずつ増やされているところが素敵でした。 Oさんがお話しの中で、「無理をしないこと」を、ご自分の軸としてお仕事されていることがとても伝わってくる講話会でした。   スタッフ自身も学びになることが多かったのですが、利用者の方からも「とても参考になった」「自分のことを知ることが大事だと思った」という感想をいただいています。   自分を知るときに、良いところもあれば、目を背けたくなるようなこともありますよね…すぐに受け入れることが難しいこともあると思いますが、クロスジョブでは、訓練や企業実習を重ねて、どうしたらご自身が無理せずに働けるかを、一緒に考えていきたいと思っています。 Oさんのように、自分に合った職場で長く働き続けるために、頑張っていきましょう！   Oさん、講話会にお越し下さり、本当にありがとうございました！