https://crossjob.or.jp/map/ https://crossjob.or.jp/link

こんにちは!堺事業所の立川です。 じわじわと夏が近づいて来るのを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 先日はNPO総会が無事に終わり、少しほっと一息できたらいいな、と思っているところです。   さて、ご報告が遅くなりましたが、堺事業所が昨年12月より月1ペースで企画しております、全体グループワークを、5月GW明け(もう遥か昔のことのように感じます…)に行いました報告…が、できていなかったので、今更ではありますが、報告させて頂きます! 5月のグループワークのテーマは「色々な考え方を知ろう ~事例から考える~」でした。 テーマだけだとざっくりしていますが…このグループワークを企画した目的としては、以前行ったグループワークの感想で、「コミュニケーションの取り方を知りたい。マイナスに受け取ってしまうのをどうしたらいいか」というご意見をいただいたことがきっかけでした。 コミュニケーション…難しいですよね。悩んだことない人はいないのでは?と思うくらい、深いテーマだと思います。そこで、立川とスタッフの吉峰さんで、「マイナスに受け取ってしまう」ところに焦点を当て、マイナスに捉えてしまいそうな場面を2パターン想定し、その場面についてみんなで考えてみる…といったグループワークを企画することにしました。   グループワークで気をつけたことは、意見について正しい・おかしい、という判断基準ではなく、「こんな考え方の人もいるんだな」「もしかしたらこの人はこう考えていたのかもしれないな」といった、考え方の幅を広げていただけるような、そんな内容にできるよう心掛けました。 今までのグループワークを踏まえ、工夫した点が2点。 これまでは、参加頂く利用者さんに挙手を求めて意見を出して頂きましたが、今回のグループワークは、付箋を皆さんにお配りし、意見を匿名で記入いただいたこと。 スタッフが想定した2パターンの事例を、他のスタッフにも協力して頂き、実際の場面に見立てて動画を作成したことです。 付箋内容をどう利用者さんにわかりやすく伝えるか・どんな動画にするか…などなど、1か月ほど時間をかけて準備をしたのですが、立川の体感として、うまくできたのではないかなと感じています。 理由としては、付箋を回収したときに、皆さんがたくさん意見を出してくださったことです。私も皆さんにお伝えするためにご意見を拝見しましたが、本当に色んな意見があって、こんな考え方もあるんだ!と私自身も勉強になった意見もありました。付箋だったから、みんな参加しやすかったのかな、と思っています。 また、グループワーク後ご記入いただいたアンケートにも、動画がわかりやすかった・付箋だと書きやすかった、といった意見も頂けたので、頑張った甲斐があったなあと思いました。笑   ちなみに2パターンの場面というのは… スタッフA(上司)にコピーの仕事を依頼されたスタッフB(新人)。ですが、Aはすぐに、「やっぱりいいです」とBへの依頼をやめ、コピー機を使っていたスタッフC(先輩)に、Bに依頼していた仕事を振りました。Bは「自分が仕事できないと思われたのかな…」と不安になったようです。 工賃をスタッフDから受け取る時、前の人が受け取った後は、スタッフEが受け取る番でした。前の人が座席を立ったすぐ後、スタッフF(新人)が、「次、僕です」とDの前に座りました。Eはいらいらしてしまったと面談で話してくれました。 以上2パターンを考え、あなたならどう思いますか?と投げかける…といった内容でした。 参加してくださった利用者の皆様、たくさんのご意見ありがとうございました。   2つの場面に対し、意見を出し合った後、 ・一人で考えていたら自分の意見だけになってしまうため、色んな人の意見を聞くことが大切。 ・マイナスな気持ちになってしまったとき、「客観的な事実」と、「自分の気持ちや考え」を分けるという方法がある。文字に書き起こすと視覚的に分けることができる。 以上2点をお伝えし、グループワークを終えました。   グループワークを終えた後、ある利用者の方が面談で、「他の人の意見で、ストレートに『イライラする』と書いてあったものがあって、自分は気持ちにブレーキをかけてしまいがちだから、そういう風に思っていいんだなと思えた」とお話ししてくださいました。 色んな人の意見を聞くことで、新しい意見や見方を発見することもありますし、この方のように「自分だけじゃなかったんだな」「自分の意見はおかしくないんだな」と思えるのも、グループワークのメリットだと感じました。   グループワークは準備が本当~に大変ですが(笑)、せっかく色んな方が通ってくださっているクロスジョブだからこそ、できることでもあると思います。今後も利用者の方にとって意味のある、楽しめる、そんなグループワークができたらな、と思っています。   改めて、ご参加いただきました利用者の皆さんと、忙しい中動画出演を引き受けてくださった堺スタッフの皆さん、ありがとうございました(^^)♪