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梅田事業所の寺田です。
新人研修「高次脳機能障害の就労支援~彼らの人生に向き合う準備と覚悟~」が9月1日に開催されましたが、都合で参加することができませんでした。講義動画を見せていただきましたので、報告いたします。
とは言え、グループワークで、他の参加者が意見を言っておられるのを見ていると、取り残された感じは否めません。他の皆さん、私のことも忘れないでいてくださいね。
さて、本題です。
高次脳機能障害そのものは、授業や文献で習ったことがあるものの、クロスジョブに入職するまで、この障害を負った方と実際にお会いすることはありませんでした。
誰でも、やりたいことを仕事にしたいと思い、多くの場合、それを目指して努力や経験を重ねていると思います。
就労経験がある方、あるいは就労の準備を整えていた方が、事故や病気で障害を負ったケースでは、「できた」こと、あるいは「できるはず」のことが、「できなく」なってしまうかもしれない... これはとても厳しいことであると思います。ご本人は簡単に受け入れられないことと想像します。
しかしながら、支援者としては、そういう現実をご本人に理解していただく必要があります。
講義動画を見て、大切なのは、そのアプローチにあると理解しました。いかにしてソフトランディングするか...
自分を振り返ると、厳しい現実をご本人にご理解いただくことに躊躇し、なんとなく優しい言葉を語りながら、時間ばかりを浪費してしまいがちに思います。また、自分でなんとかしようと思いがちだと感じます。
巴さんからは、連携の大切さが紹介されました。クロスジョブの他スタッフや、他機関の知恵や力を借りて、ご本人の気づきを促すことは有効なアプローチだと思いました。
また、次に必要なことは、「できること」の範囲内で、ご本人がやりたいことを見つけることも大切だろうと思っています。ここはご本人と一緒に考えていきたいと思います。やりたいことドンピシャでなくても、やりたいことに関係することを見つけられればいいな、と思うのです。