～自信を持って働き続けるための自己理解を深めるために～
「発達障害」は一般社会においても広く知られる所となり、特別支援教育として発達の凸凹がみられ、本人自身の困り感が生じれば合理的配慮が受けられる時代となってきました。
しかしながら就労支援の現場では、一般就労で離職転職を繰り返し、ハローワークや相談機関で紹介されて医療機関を受診後、神経発達症や二次障害としての適応障害、うつ、統合失調症などで障害者手帳を取得される方々も多い現状です。教育の場ではうまくいかない経験をしながらも、何とか学校を卒業、就労・自立生活において躓きと直面し、支援を求める立場になるという自分の立場の変化を自己受容するのが難しくなることが多いようです。
クロスジョブでは当事者の方の行動特性、認知特性、就労に向けた就労適正能力の把握だけでなく、それまでの生育歴も踏まえ、どのような家庭環境、教育環境の中でどのように自己理解を進めてこられたかをアセスメントしながら就労支援に取り組んでいます。
当サイトでは当事者だけでなく、保護者の方々、支援者、企業の方々などの様々なご意見を交流する中から、当事者が自己理解を深め、自分の持つ能力を安心して発揮できる職場、そして家庭や地域の在り方を考えていく場としたいと考えます。