2018 クロスジョブ雇用促進フォーラム 企業訪問第18弾 　　　　 9月30日（日）に開催する「2018年度クロスジョブ雇用促進フォーラム」企画として、3年勤続の皆様の職場をご訪問させて頂いています。今回はH&M（エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ株式会社）で勤務されている前山さん、そして店長の殿原様にインタビューを行いました。 前山さんは、ストックルームでの業務を中心に任されています。具体的にはハンギング（衣服にハンガーをかけていく業務）や、値札のシール貼り、また、他の方が作業しやすいようにストックルームの在庫の並び替えもおこなっているそうです。   　　　　◆ 企業へのインタビュー ◆   Q）前山さんの第一印象とそこからの変化は？ →入社当初から見ているわけではありませんが、おとなしい真面目そうな印象を受けました。最初は与えられたことをやるという姿勢でしたが、今では言われる前に自分から仕事をし、応用も利かせる姿勢に変わりました。そしてなによりチームの皆とのコミュニケーションが増えました！   Q）前山さんを雇用してからの周囲の変化は？ →最初は皆、遠慮していましたが、今ではみんながユウヤ君を頼りにしており、ストックルームの仕事は前山さんが皆を助けてくれています。   Q）前山さんの強みは？ →「任された仕事は責任を持ってやる」、「皆が働きやすいことを考える」、「丁寧な仕事」が強みです。   Q）前山さんの苦手なところや、ご配慮いただいた点はありますか？ →一度に複数の仕事を任されることが苦手だと感じていますので、できるだけやることをひとつずつ伝え、確実にしてもらうようにしています。   Q）「働き続ける」ために大切だと思うことは何ですか？ →一個一個確実に前進するための真面目さ、チームワーク（チームのことを考える思いやり）、だと思います。   Q）今後、前山さんに期待することは？ →これからも強みである真面目さでできる仕事を覚えてもらい、チームを助けてほしいと思います。   Q）今後、支援機関に求めることは？ →前山さんにヒアリングする機会があれば、店舗にも内容を共有していただけるとありがたいです。   　　◆ 前山さんへのインタビュー ◆   Q）一年目はハンギングと値札のシール貼りをしていましたが、お仕事の内容は変わりましたか？ →変わってないです。いつも通りしています。   Q）初めは女性服に難しいなと苦戦していましたが、今は？ →余裕がでてきました。最初はうまくいかなかったです。   Q）できるようになったことは？ →フロアに出せない商品を在庫としてストックルームに入れることです。シーズンごとにみんながわかりやすいように仕分けています。   Q）働いていてよかったと思うことは？ →スタッフに助かるわって、気に入ってもらえた時は嬉しかったです。『よし、まかしとけ！』みたいになる。『わかりやすいようにしてやるよ！』と思えます。   Q）辛い時は？ →あまりにも（商品が）多すぎて、もうストックルームに入らない時がある。誰かスタッフを呼んで一緒に良い作戦をたててもらうことにしています。   Q）お給料は何に使ってる？ →給料はあんまり無駄遣いしたくないので、自分の好きなものを買ったあとはお母さんに貯金するようにと渡しています。自分が働いた証拠だから、欲しい物も自分へのご褒美として買っています。   Q）仕事で困った時に相談できる相手は？お店で言いにくい事を相談したいときもありますか？ →最初の頃はありました。マネージャールームには誰もいない時もあるので。でも最近は大丈夫です。困ったら何でも職場の人に言っています。   Q）今クロスジョブで就職を目指している人たちへメッセージをお願いします。 →最初は辛いけどどんどん慣れていきます。わからないことは聞いていった方が良いです。これどうやるの？って聞くと教えてもらえるから。今は自分が教える立場になっています。   　　　◆ インタビューを終えて ◆ お話を聞く中で、前山さんが「誰かのため」「みんなのため」に働くことが自身のやりがいにつながっているのだなと感じました。それは、3年継続して働かれたからこそ生まれてきたチームの一員としての力なのだと思います。「困ったら何でも相談する」「わからないことは聞くと教えてもらえる」「今では自分が教える立場になっている」という前山さんの言葉が、クロスジョブで頑張っている方へ向けても励みになるものだと思いました。お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。   《インタビューにご参加いただいた皆様》 戎橋店　店長 殿原様、 戎橋店　勤務 前山さん 《インタビュアー》 クロスジョブ阿倍野：長谷 クロスジョブ堺：達中