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12月2日に2018年度クロスジョブ障害者雇用促進フォーラムを山西福祉記念会館で開催させて頂きました。今年度は台風の影響により、当初の障害者雇用促進月間である9月開催から年末への変更となりましたが、企業の皆様13社22名、支援機関、当事者、ご家族の皆様15名、そして今年度3年勤続表彰者11名の方々のご参加、またチャレンジャーズの皆様6名、当法人職員39名、総勢93名の中、無事に開催することが出来ました。
第1部はクロスジョブを就労退所され、3年勤続されておられる方々の表彰式、第2部はSOMPOコミュニケーションズ株式会社大阪センターの永田様、大同化工機工業株式会社の向様にご参加頂き、有限会社奥進システム代表取締役、大阪障害者雇用支援ネットワーク代表理事でもある奥脇様のディスカッションにはじまり、3年勤続表彰者A様と雇用先企業SOMPOコミュニケーションズ株式会社の永田様、当法人ジョブコーチの長谷を交えたシンポジウムの2部構成での開催となりました。
第1部では、今回初の試みとなるチャレンジャーズの皆様のご協力のもと、3年勤続表彰を作り上げることに取り組みました。3年勤続表彰の皆様の企業内戦力として働かれておられる姿は、「次は自分も」という新たな気持ちに繋がったのではないかと思います。みんなで今回の表彰式をやり切ったところや、3年勤続表彰の方々の堂々とした姿に感動しました。受賞者の皆様、今後も勤続年数を増やしていって下さい。
第2部の企業の方々とのディスカッションでは、障害者雇用に対する考え方や姿勢をヒシヒシと感じました。双方の企業の方々が支援者と連携しながら各企業内における雇用管理の在り方を考えていく過程が非常にわかりやすく、おっしゃられていた「雇用したからには責任をもってやりきる」という言葉の中に企業内戦力として人財育成していく真摯な姿勢を学ばせて頂きました。
シンポジウムではご本人がどの様に企業内で戦力となったのか、支援者との連携から企業内での雇用管理に至るまでがリアルに語られ、ご本人の頑張り、支援者のナチュラルサポートへの移行からの雇用管理を改めて考える機会となりました。次年度はもっと多くの企業の方々との意見交換の場となればと思っております。永田様、向様、そして奥脇様、A様、多大なるご尽力、誠にありがとうございます。
また事前に3年勤続表彰者の皆様と企業の皆様にインタビューを行わせて頂いた内容をもとにパネル展示も併せて行いました。前年度よりも企業の方々同士や、保護者の方を交えての意見交換が活発に行われました。
地域における就労支援をどう発信していくのか、新たに考えるとても良い機会になったと同時に、障害者雇用に熱心に取り組んでおられる企業様の交流が生まれる場を今後も考えていければと思います。
ご参加下さる皆様が支援者や企業の方のみではないところも、このフォーラムの良いところではないかと感じております。今年度は前年度にも増して「働く」から「働き続ける」ことへのシフトチェンジを考える機会になったのではないかと思っております。我々は今後も就労移行支援事業を通じて「働き続ける」を発信し、次年度も今年度を振り返り、より良いフォーラムにしていきます。
2018年度フォーラム開催にあたり、事前準備から当日までご尽力頂きました皆様に感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。