9月は、ヘレンケラー女史の来日を期して、毎年、障害者雇用促進月間となっています。クロスジョブも、5年前から、クロスジョブから就職され3年間継続就業されている方々の表彰式の開催とあわせて雇用促進フォーラムを開催してきました。クロスジョブから就職され3年継続就業されている方々の存在は、クロスジョブ支援への信頼の証となり、クロスジョブスタッフは、「最大の感謝で祝福することが大切」、また「働くから働き続ける」が求められる時代に、3年間継続就業されてきたご本人、雇用企業から学ぶことが沢山あるとの思いで取り組みをスタートしました。　しかし、今年は、新型コロナウイルス感染という状況下、正直、開催を確定することがなかなかできませんでした。その迷いの中、表彰対象者の方から「今年はないのですか？さみしい・・・」という言葉をいただき、規模を縮小してでも「感謝の思いは絶やさない」との思いで、開催準備にとりかかりました。さらに、就労移行支援事業所が都市部でしか成り立たない実態になる中、クロスジョブは、6月の設立10周年記念ＮＰＯ総会で「クロスジョブブランド確立の10年から地域ブランドへ」を掲げ、障害福祉サービスとして地域に必要な事業所となること決定し、クロスジョブ雇用促進フォーラムを各地域で開催することとしました。大阪は、残念ながら台風の接近で障害者週間の12月5日に開催を延期しましたが、12日はクロスジョブ草津が、13日はクロスジョブ札幌が、表彰者、利用者、関係機関の皆様のご参加をいただき無事開催することができました。ご参加いただいた皆様にあらためて感謝いたすと共に、初開催でスタッフみんなが不安と緊張でいっぱいだったと思いますが、一丸となって頑張っていただけましたこと、本当にご苦労様でした。各スタッフの一日では、3年前を振り返り、また、3年間働き続けてこられた皆さんのお話から学んだ想いを綴ってくれています。ぜひ、草津、札幌事業所のページを一読いただけたら幸いです。新型コロナウイルス感染による倒産、廃業、失職という状況がいまだ続く中、働きたい誰もが働き続けることができる一翼を担うべく今後もクロスジョブスタッフ一同頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。