新年明けましておめでとうございます。 昨年、年の瀬の慌ただしさの最中、赤木さんを自殺に追いやった森友学園をめぐる文書改ざん訴訟の強引な幕引き、名古屋出入国在留管理局の収容施設でスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した問題で、収容中の様子を記録した監視カメラ映像を国会に開示することで合意等、安倍政権の負の遺産の処理ともいえる動きが矢継ぎ早に舞い込んできました。こうした動きが、壬寅の年に相応しいく、優しい社会に向かっていくことを願うばかりです。 　「障害福祉サービスとしての就労移行支援」の真のあり方を求めて、クロスジョブ設立10周年を機にスタートした「クロスジョブブランド確立10年からクロスジョブを地域ブランドへ」を掲げた取り組みは、いよいよその節目にあたる3年目の年に入ります。 地域ブランドに向けた取り組みは、「利用者を待つのでなく、利用者にサービスを届ける取り組み」「新たな障害(社会的障壁)ニーズに応える支援力の強化」「雇用後の働き続けるを支える企業連携」という三本の矢として具体化されてきました。その結果、クロスジョブの全事業所において、地域に必要とされる事業所としての取り組みが広がりはじめてます。 　今年の6月のNPO総会にその取り組みが集約され、さらなる地域ブランドとして飛躍していく場となる事を目指して、壬寅のように節目の年を彩っていきます。本年もよろしくお願いします。