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コロナ禍の中、ハイブリッド開催となった就労支援フォーラムNIPPON、久しぶりに会場に足を運んだ。
国連の障害者権利委員会による対日審査から労働の分野には、障害者が、保護されたワークショップや雇用関連の福祉サービスから、インクルーシブな職場環境で、同一価値の労働に対して同一の報酬が与えられる、民間及び公的部門の開かれた労働市場へ移行を加速させる努力を強化することなどが勧告された。
また、開催前の臨時国会では、障害者総合支援法が改正され、2024年4月1日より、週10時間以上の重度障害者の雇用率算定がスタート、また、その勤務時間を段階的に引き上げていく場合や復職、休職の場合の一時的な福祉サービスの利用の検討、新しい就労選択支援サービスの3年後の開始に向けた準備検討等「雇用の質と多様な働き方」を求めていく事とが法によって裏付けられた。
このような変化が、なぜ起こり、どのような流れが蠢いていくのか、肌で感じたかったためである。かつての私のように巨大施設の中で井の中の蛙にならない為に。
結論は、「クロスジョブブランド確立10年から地域ブランドへ」を掲げた第3期5ヵ年計画の取り組みが、会場で発信された所見や実践と同じ方向にある事への確信と、しかし、更に多様に、ダイナミックに、一歩前を歩いている事、その事に、危機感と使命感を高く感じる機会となった事である。
「就労支援は投資活動」という視点、
重度な知的障害のある方の支援における新たな視点「概念」についての理解、
就労選択支援サービス誕生、アセスメントについて求められている背景と基本的視点
就労移行支援が取り組む就労定着支援の地方における取り組み、
障害を社会モデルとしてとらえ、多様な就労困難者への支援に取り組む地域の取り組み
など多くの示唆に富んだ情報を得ることができ、ぜひ先進的な取り組みに学び訪れ、これから求められるクロスジョブの取り組みをより豊かなものしたいと久しぶりに刺激的な時間となり、品川駅に向かった。
その後、長ーい帰途(新幹線トラブルで新大阪まで9時間)へと突入していく事とは知らず。これも何かの天命か?