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この度めでたくご就職が決定したU.Rさんのインタビューを掲載します。
(表記:Uさん‥U、スタッフ…st)。
Q:トライアル期間はまだ継続ではありますが、現在3か月以上働かれてみての率直な思いをお聞かせください。
u:大変だなとは思います。でもちょっとずつ大変さにも慣れてきて、以前までのことを思えば本当によくなったなって思います。前に進めたって強く思いますね。
Q:前に進むうえでターニングポイントだったところは?
u:これといった1点というよりは、出勤を含めて毎日出来る出来ないを繰り返しながらそのうえで話を聞いてもらえたことで前に進めたなって思います。何か強いきっかけというよりは、同じことの繰り返しの中で時間をもらいながら自分の気持ちを知って整理出来た事が大きかったです。
Q:自分の気持ちの現在地が分かりづらい所もあったと思いますが、仕事する中でそれを見つけることが上手になった印象があります。何がその要因でしょうか?
u:難しいですね。でもクロスジョブの時には自分の気持ちを立て直すことに時間を割いていたのですが、就職することで難所を1つ切り抜けられたんですね。それで今度は「自分がどうやって成長していこうか」に気持ちや考えが切り替わりました。どっちがどっちというわけではないのですが、気持ちの持ちようが変わったところがあると思います。
st:まず気持ちを立て直す訓練期間があり、そこからの次のステップという段階を踏んだんですね。
u:はい。
Q:今の就業が朝早い時間帯(※6時始業)で大変さもあると思います。頑張れている要因は何でしょうか?
u:まずは職場の人たちがすごくいい人たちなので、自分だけが怠ける気にはならないですね。そこが一番大きいです。
st:お話を伺うと、働く姿勢を教えてもらっている存在のように感じました。
u:本当にそうです。初めて働くので考え方に甘い所が(自分は)あります。クロスジョブは考える時間を取る場でもあったと思うのである意味そのままで良かったのですが、実際働いている人の中でその姿勢を見ることはまた違う刺激がありました。働いている人の責任感を見たことが大きかったと思います。
st:訓練と働くことは差がありました?
u:全然違いますね(笑)。
st:そうですよね。でも「しんどい」にはならなかった?
u:そこはクロスジョブで時間をいただいて気持ちが立ち直っていたのかなとは思います。
Q:就職を目指される方にアドバイスがあればお願いします。
u:難しいですね(笑)。でも一番大事なのは生活リズムですかね。生活リズムが崩れると気持ちが悪い方に進むのは同じことを繰り返してきたので分かっちゃうので。難しいかもしれないですけど、生活リズムを立て直すこと。それにものすごく長い時間を使ってもいいと思うのでそこは頑張っても良いのかなと思いますね。
st:生活リズムが整わないと気持ちもついていきづらいことにもつながるということですね。
u:はい。あとは無茶しないことですかね。クロスジョブにいる時はものを考えながら立ち止まれる時間だと思います。一度働きだすとそういう時間ってなかなかないのかなって。自分もそうでしたが、仕事をするようになってからどうやって自分をケアしていくかは大事だと思うので、そこは訓練させてもらったと思います。
st:働いていると日常は目まぐるしく動いていき、自分のケアまでいけないところもありますよね。その前に立ち止まってケアの方法を知っておくということですかね?
u:そうです。本当にそういう所が自分は苦手で、つまずいて動けない要因だったと思います。自分としてはそこが一番大きかったので、そこを頑張ってみるのも良いのかなとは思いますね。
st:セルフケアのところですね。私も勉強になりました。こうやって社会人としてUさんとお話ができたことがすごく嬉しいと思いました。これからもよろしくお願いします。
<Uさんのトライアル就職が決定した時のブログはこちら:就労移行支援事業所 クロスジョブ 米子 - 障害のある方×企業の架け橋に - (crossjob.or.jp)>