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阿倍野事業所訓練生のYです。
この度、H病院で雇用して頂くことになりました
業務内容は、清掃業務です。
3年前、突然の病気の発症により、
長期の入院・リハビリの生活が始まり、
後遺症として右側半身不随、失語症を含めた高次脳機能障害になりました。
今までの仕事ができなくなり、利き手も変えなければならず、
今の自分の身体でいったいどんな仕事ができるのかと不安の中、
クロスジョブに通うことになりました。
最初の頃は、電車で通うことすら大変な状況でしたが、
皆様の励ましもあり、日々訓練に取り組むことができました。
就職活動に関してはどのような職種なら、
私の身体でもできるのかというところからのスタートでした。
訓練内容は、企業実習や施設外就労を通して、
働きやすくなるために必要な工夫(代償手段)を
スタッフの方と一緒に考え、取り組んできました。
PC作業ではエクセルへの簡単なデータ入力や
ワードでの掲示物作成を勉強し、それ以外の時間で
動きのある作業(組み立て・洗濯・消毒作業等)をしていました。
人前で話す機会(朝・終礼の司会、グループワークの参加)を作り、
少しでも良くなるように努力しました。
言葉が出にくい時もありますが、
業務上必要な報連相もできるようになりました。
日々の訓練や施設外就労などをしていく中で、
スタッフの皆様やリハビリの先生に相談し、
就職先としては、私の障害に理解のある病院や福祉関係の仕事が
合うのではないかということになりました。
いよいよ就職活動の時期に入り、
障害者就職面接会があることをスタッフの方から教えて頂き、
仕事の内容や自宅が近いこともあり、H病院に応募することになりました。
H病院は病院ということもあり、
身体の不自由な私のことも理解してくださり、
色々な面で配慮して頂けるところでした。
面接を経て、雇用前実習となりました。
当初、実習は2週間の予定でしたが、
コロナ感染拡大のため急遽2日間に変更になりました。
実習の結果は、良い評価を頂いたのですが、
コロナ感染拡大のため採用に関する会議が開催できず、
採用保留という結論になりました。
そこから約3ヵ月待つことになりました。
その間は、結果を待つことしかできず
「採用取消にならないか」という不安でいっぱいでした。
非常事態宣言が解除となり、
4月半ばから雇用して頂けると正式な連絡があり、やっと安心できました。
クロスジョブでの経験は、私にとって大変充実したものでした。
学んだことを忘れることなく、長く働き続けられるように頑張りたいです。
最後になりましたが、クロスジョブのスタッフの皆様には、
様々な訓練で支えて頂いたことに心より感謝いたします。
利用者の皆様には、いつも親切にして頂き嬉しかったです。
長い間、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。