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「半年間の就労支援を受けて」 私は学校を卒業後、一般就労にて2回就職し、その両方で人間関係による問題から体調を崩し就労困難となり退職となりました。  そこでこれ以上自分の力だけで対処するには限度があると考え、クロスジョブ草津へと入所しました。  入所後は主に就職後に向けて生活リズムと体力を整える事と自身に無理な負担の掛からない作業ペースと休憩の取り方を見つける事を目標として取り組んでいきました。  今までの経験として、何かを頼まれると断れない事や、自分の容量を超える仕事を任された場合無理をしてでもやってしまうなどという事が重なる事により最終的に体調を崩してしまうという事が多かったので、特に自分のペースをどうやれば保てるか、という事を重点的に練習していきました。  主に毎日の体調を記録して不調時には事前に相談したり、作業中調子が悪くなった場合は我慢せずに報告して休憩を取るようにする事を取り組んでいきました。  そして通所に慣れてきて自信が付いてきた頃、農園での収穫作業を1ヵ月間こなす事もでき、更に自信を付ける事が出来ました。  通所での面談や今までの経験を重ね合わせた結果、私は人が沢山居る場所では周囲を気にしすぎて負担が掛かってしまう事が多いので、1人で自分のペースで作業に取り組めるような仕事が向いていると実感し、また、以前より植物と関わる仕事に関心を持っていたため梨農園という就職先を決定する事が出来ました。  梨農園での仕事は主に春の手入れ、夏の収穫、冬の剪定となります。その中でも収穫と剪定を実習として行いました。収穫は朝の5時から始まり9時に一旦終わり、昼の3時から夕方の5時まで再度行うというスケジュールを一夏の間天候に関係なく行うという厳しい作業でしたが、収穫する梨の見極めさえ覚えてしまえば他に気にする事も無く、集中して一人で取り組む事ができました。  剪定に関しては次の年に使える枝であるかを見極めつつ、ノコギリを使って不要な枝を切り落としたり、使える枝を曲げて誘導していく作業が主となります。こちらも寒い中、刃物を使った作業になるので気を抜くと怪我に繋がるため、楽な仕事ではありませんが、特に1日の内にどこまで終わらせる必要があるなども無く、期間も比較的長めに取れるため自分のペースで進めることができました。  当初、次回も1人で就職活動をしようと考えており、不安が大きかったのですが、クロスジョブに入所する事で不安な点なども相談する事ができ、しっかりと今後の進路を考えられるようになりました。就職後も全て1人で解決しようとするのではなく、地域の支援などを頼りつつ、無理なく続けていければと思います。