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クロスジョブを昨年4月より利用して1年3ヶ月で就職が決まりました。 (私が採用になりました企業先は、小売店での店舗スタッフとして、7月16日より勤務開始致します。)  私は、以前までは、就労継続支援B型事業所に通所しながら朝・夕刊の新聞配達のお仕事を併用していたのですが、制度上の関係で、札幌市の方から、働くならB型事業所を辞めるか、B型事業所を続けるなら仕事を辞めるかどちらかを選択してくださいと通知がきましたので、悩みや葛藤をしながらも、今後、自分のやりたい事や、明確な目標がありましたので、退職致しました。  就労継続支援B型事業所に通所して10年以上通い続け、改めて、自分の将来の目標が決まり、その目標に向かって、作業や、就活に向けて、努力しました。しかし、事業所の都合上、企業実習の事など、就活に動いていく上、困難な事もあり、様々な事情があった中、そのことで悩み、葛藤をしながらも、新天地に行く決意を固めました。  そこで新たに、通所することを決めるきっかけとなりました事業所は、以前にB型事業所に通所していたときに、何度かお世話になりました、クロスジョブ札幌という、就労移行支援事業所です。  私は、昨年の3月の半ばに、クロスジョブ札幌事業所に、まずは、体験という形で、一週間、通所しました。一週間行った訓練内容については、軽作業(ポケットティッシュの検品・袋詰め作業、その他に、学習という訓練で、ピッキング・封書仕分け・プラグタップの組み立て作業などをしました。その他の訓練として、PCの訓練も行っていました。事業所内の訓練に関しましては、ほぼミスもなく行えたので、自信になりました。  事業所内の訓練の一つでもあります「高次脳グループワーク」にも積極的に参加させて頂きました。  グループワークで一番学んだ事ですが、私が事業所に来た当初、私の性格上、少々、頑固なところがありまして、自分と考え方が明らかに異なる相手がいると、考え方を受け入れづらいところがありましたが、積極的に参加して回数を重ねていくにつれ、「人それぞれいろんな意見を持っているのだな!!」と気づき始め、他者の意見への捉え方が変わったのか、グループワークに参加していた当初と今の自分と比較しますと、自分の考え方に余裕が出てきたのか、第三者の方の意見をしっかり聞くという、柔軟性が出てきたこともあり、他者の意見、つまり、第三者の立場になって考える事の大切さがいかに大事なのかを自分自身がそのことに気づき始め、他者の意見をしっかりと聞いた上で、自分の意見もしっかりと発言することを意識し始めた結果、手ごたえを感じ、これまでの自分の主観的な考えから客観的に物事が少しずつ見ることが出来るようになったことが私の一番の大きな収穫の一つでした。  事業所内の訓練のプログラムが慣れてきて、自信に繋がってきたこともあり、7月の半ばから、まずは、体験といった形で、施設外就労である、リネンのお仕事を、頑張りました。 体験期間が終わり、自分は、ここの訓練を通して就職活動したいと思いましたので、施設外就労先の方で、訓練を頑張ろうと思い、お世話になることを決断しました。  しかし、リネンのお仕事といえども、メモが必要なほど覚えなければならない最低限のマニュアルが多く、各企業様によって、洗濯のしかた(洗剤の種類・洗い方)や、洗濯終わった後に、洗濯したものを乾燥機に入れるときに、衣類とタオルを一緒に入れてはいけないルールや、乾燥させた衣類やタオルなどの洗濯ものを、各・企業様によって畳み方が違うなど細かい条件がある、企業様が幾つかあって、覚えるのにとても苦労しました。 負けず嫌いで、プライドが高い私は、作業が出来る他者の利用者の方と比較して、自分は、作業で、出来ている所と、そうではない所が、ハッキリ分かれていたこともあり、気持ち的に落ち込んで、自分自身にイライラした時もありました。当時は、作業が上手く出来なかった時の気持ちの切り替えが出来なかった自分がいました。(詳しい内容に関しましては、クロスジョブ札幌事業所のホームページにあります、利用者日記2021年1月の項目に載っていますので、是非!!読んでみてください!!) (高次脳グループワークに参加しての感想←こちらをくりっくすると利用者日記が開きます!) 施設外就労先の作業が慣れてきて、自信がついてきた時に、次のステップとして、企業実習を経験させて頂きました。私は、クロスジョブ利用開始して、企業実習を開始すると決めた時に、小売店の品出し作業や、接客という職業を目指しているということを職員の方に伝えておりました。そのことを職員の方が理解して下さり、実習先を探して下さいました。それから、昨年11月と、今年の2月に、2社の小売店での店舗スタッフとして、実習をさせて頂きました。企業実習期間中、私が意識して行った事に関しまして、今まで、事業所内や施設外就労先の訓練で、メモ取りや、復唱確認、困ったときに指示者の方に相談すること、この三点を活かしたいと思い、企業実習先でも意識づけて行いました。  その意識と努力が実を結んだのか、2社の企業実習が終わって、実習が終了した時に必ず行われる、実習終えての振り返り(クロージング)というものがあり、私と、私の担当職員、企業先の責任者の方と行い、それと同時に、企業実習を行ったら必ず、受け取ります「実習評価表」というものがあり、その用紙を受け取り、評価を見た時、実習先の企業様の方から高い評価をいただいたこともあり、私は、言葉に表せないほど嬉しい気持ちでした。  2社の企業実習が無事終了し、自信がついてきたのか、私は、改めて、「仕事をしたい!!」という気持ちがより一層高まったこともあり、今年の5月のゴールデンウイーク明けから、本格的に「就職活動」というかたちで、就活に全力で取り組みました。  就活期間に主に行ったことは、応募書類の作成(履歴書・自己紹介シート・面接に向けてのQ&A)を作成し、その次に、面接練習を、訓練が終わった時に、1時間ほど面接練習に力を注ぎました。 面接練習に関しましては、私は、6月10日~企業面接本番前の21日まで、「全力!!」で練習に力を入れる事を意識して行いました。面接練習では、初日~4日までは、苦戦を強いられました。 しかし、面接練習5日目から、徐々に手ごたえを感じたのか、少しずつ自信も出てきて、面接練習期間の初日~4日までの自分は、正直言って「もう自分はダメだな・・・」と思っていましたが、面接練習5日目から、少しずつ手ごたえを感じたのか、浮上のきっかけを掴んだこともあり、私は、「絶対!!に合格してやるぞ!!」という気持ちがより一層強くなったこともあり、正直言って、この就活準備期間は、しんどい時もありましたが、「今が頑張り時、私の将来の為、絶対!!に、自分の夢や目標を達成!!してやる!!」と自分に言い聞かせ、私の悲願の「面接合格!!」の「目標を達成!!」させる為に、本来ならば、大変忙しい時間にもかかわらず、時間を割いてまで、職員の方が、私の面接練習に付き添って頂き、今でも言葉では表せないほど、感謝しています。  面接練習が終わり、6月22日(火)に面接本番を迎え、私の担当職員と現地に行き、面接をしました。新型コロナウイルスの影響もありまして、リモートでの面接をしました。 リモートで参加されました職員の方は、2名様で、現地で参加されました職員の方は、2名様の、合わせて4名の面接官の方がいたこともあり、自分はかなり緊張しながらも、「絶対!!に「面接合格」するぞ!!」と、自分自身の体内から「アドレナリン」が出てきたこともあり、これまで頑張ってきたことを相手の方に伝える事だけを考えて、面接することを意識しました。  面接が終わり、わずか3日目で合否がわかり、夕方に私の担当職員から電話がかかってきて、「合格しました!!」と連絡がいき、私は、「ヨッシャ~!!」って、歓喜の言葉を発してしまいました。(笑)  昨年の4月にクロスジョブに来てから1年3ヶ月、思い返すと本当あっという間に時間が過ぎました。色々な事を考えすぎて、悩んでいた期間もありましたが、自分が訓練の中で、1番意識して取り組んだことは、訓練や企業実習で習慣づけたメモ取りと復唱確認する事「困った時に、溜め込まず、「相談する」」力を身につけたことが、一番大きなことではないのかと自分自身、勝手にそう思っています。この1年3か月の訓練期間は、自分自身にとって、「とても内容の濃い出来事だったな!!」とそう感じております。 最後になりますが、今現在、もしくは今後、就職活動をしようとしているクロスジョブ事業所で訓練に励んでいます利用者の皆さんに一つだけ伝えたいことがあります。自分自身が日頃の訓練を通じて思った事ですが、結果が出るのは、早く出るか遅く出るか人それぞれ違いますが、「努力は必ず報われる!!」と私はそう思っています。 1年と3ヶ月間という期間でしたが、管理者の職員の方をはじめ、私の担当職員の方、施設外就労先の訓練に関わって頂きました職員の方、その他の職員の方、私と多く関わりを持ってくれた利用者の皆様、本当に長い間、有り難うございました。また、どこかでお会いできることを切に願います!!新型コロナウイルスなどで大変なご時世ですが、皆様も健康にはくれぐれもご留意の上、ご活躍をお祈り申し上げます。