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最後の「独り言(~就職しました~21.3)」
就職先が見つかった。あらよ、あらよという感じで決まって実感がわかない。なやクリニックのデイケア、クロスジョブ阿倍野で「ご就職おめでとう」と言われるたびに不思議な感じがしている。
バイクの交通事故で2か月弱ほど意識不明が続き、鉄道病院のリハビリ入院中、車いすで深夜のトイレで起き、廊下に出ると正面の大きな窓からすぐそこに見えるハルカスを見ていつも「いつになったら社会復帰できるんだろう」ということが思い出された。その6年後に今この最後の「独り言」を書いているクロスジョブ阿倍野の窓から見えるハルカスを見て、自分が何を思う?と考えるのが不思議だ。人間万事塞翁が馬かな?
復職した時は、何時てんかんの発作が起きるのか?右足股関節のどのくらい痛いのか?ということだけがすごく気になっていた。
高次脳機能障害関係は、障がい者にはなりたくない、なんで私が障がい者やねんという思いとただの病気で現場に戻れば治ると信じたかった。健常者になれると思っていたが、現実には治らない。復職後1年で親しい上司から「お前の仕事、事故する前の3割しかできていないで」と言われ、てんかんの主治医から紹介状を書くから手帳を取りなさいと言われた。過去の自分と向き合えなくなり会社を辞めた。(実際はあまり覚えていないけど)何も考えたくない、考えられない状態になっていて、なやクリニックの診察、デイケアに通い始めた。なぜだろう?当時は死に場所を探しているような気がしていたが、他の障がい者たちの生きざま、高次脳機能障害の障がい者を担当するスタッフに興味を示した。デイケアを通うことで自身の障害とその細かい障害までも気づけた。
クロスジョブに通って一番得たものは、つらい現実だけじゃなく“ありのまま”という感じ方もあることを知った。人の縁・出会い、ちっちゃなきっかけ、ショボいチャンスこれを大事にすることに尽きる。これは大きいと思う。
18回目の不採用でもう1年たとうとしていた。
私が就活で一番大切にしていることは、健常者に戻るとういことではなく(復職時に失敗したこと)、障がい者としてその職場に長く続けられることだった。(10~15年ぐらい)
もう一つ、私の右足股関節に交通事故でセラミックが入っており、減っていき痛みが出て歩けなくなるので、ゆくゆくは人工関節になると主治医から言われている。
今回の就職先は作業系で立ち仕事が多い、当然右足に負担が掛かることが一番の不安材料だ。会社の実習で担当してくれた人はたぶん自分と会うだろう。そして一緒に仕事をしたいと思わせてくれる人だ。職場の雰囲気も自分には合っている、会社の上層部の考え方のも良い会社だと思う。
僕は右足股関節の不安もあったが、その会社の従業員と一緒に働きたいと思うこと、上層部の考え方が良かったので仕事がしたい思うことで就職することが出来ました。
PS.クロスジョブの担当のMさん。就職までの道のり、いろいろとありがとうございました。なんとかなりましたね!!ありがとうございました。今後もよろしくです。