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就職は、タイミングと、その企業へ就職したいという熱意と、それをいかに伝えるかです。   53才になる私は、30社以上応募してようやく就職できました。 2019年、9月3日からクロスジョブに通うようになってちょうど1年半になります。 最初は、半年もあれば十分と思って通い始めましたが、通い始めてまず、いかに作業ができなくなっていることを自覚することから始まりました。それを冷静に受け入れるまで、少し時間がかかりました。 学習の時間で、ピッキングや、物品請求、また軽作業での組み立て作業でのミスの連発し、そのこと注意されても、「ちょっとしたミスで、たまたまそのミスが出ただけだ」と自己納得をしていて、なかなか素直に指摘を聞き入れることが出来ませんでした。 その中でも、PC訓練は、自己流だったワードやエクセルを基本から学びなおし、特にエクセルの関数や、ワードでのタブの使い方など、とても勉強になりました。   また、企業実習は、4カ月後の2019年1月に、S社に1週間行きましたが、まともな企業実習は、ここのみでした。その企業からの振り返りで、自分を肯定するような自己評価ができなかったのに、会社からの評価は、自分には意外なもので、「もっと自信を持ってできることを前面に打ち出し、自己PRをすると良い」というもので、その評価を基に自己紹介シートの作成を行い、また、履歴書での自己PRにも、ここでの評価について、記載することになりました。   2社目のT社も1週間の予定でしたが、途中で、緊急事態宣言が出た為、1日のみの実習となりました。   3社目のSK社は、もともと2日間、4社目のN社は半日のみの実習で、3社目・4社目は職場体験みたいな感じでした。それでも、それぞれの会社の雰囲気や仕事内容を感じることが出来、とても役に立ちました。 特に4社目は自分では、あまり乗り気のしない業種でしたが、真剣にやる気をもって望んでいたつもりでしたが、企業からは、臨む姿勢にやる気がないと見透かされていたのに驚かされました。この後の他の企業の面接でもとても、たびたび、そういった姿勢が見えていたようです。   また、実際の就職活動は、1年たったころから、本格的に始めました。 高次脳GWでも、就職にあたり、一番大事なものはという話の中で、私はモチベーションが上がる仕事と答え、これまで関わってきた観光や交通関係の事務と、営業接客等の仕事に限定して探し始めました。 最初は、ハローワークを通じて、紹介状を貰い、書類を送っていましたが、最初に送ったY社をはじめ、10社以上、年齢のせいなのか、なかなか面接まで、進むこともできませんでした。そこで作戦を変え、ハローワークで面接会が開かれる企業に、目標を変え、それらの企業に応募してきました。   それでも、10社以上から不採用の連絡が来ると、どうして、通過しないのか、分からなくなり、これまで未経験の販売関係の仕事にも触手を伸ばして、面接会にも行くようにしていました。 ただ、面接には自信を持っていたのですが、あまり乗り気のしない企業での面接では、以前、N社から指摘のあった、やる気が感じられないという指摘のとおり、面接官にも真剣に企業に入社したいという気持ちが伝わらずにいました。 その中で、希望だった観光関係のV社の求人があり、面接会に行ったところ、二次面接に進むことが出来ました。しかし、もともと、週5日勤務だったのが、そこで週3日の勤務なら採用すると言われ、その条件では生活ができない事を伝えると、不採用となってしまいました。   その後も、精力的に、面接会や書類応募を続けてきました。 それでも、やはり単なる事務職は、何が何でも入社したいという気持が湧かず、やる気のなさを見透かされる面接が続き、落ち続けていました。   そこで、ハローワークの求人だけでは、新しい企業が少なく、民間の求人サイトも併せて探すようになりました。早速、その中で、交通関係の企業の求人を見つけ、スタッフに相談せずに、応募をしてしまい、応募した交通関係の2社から書類選考通過の知らせがあり、面接に進むことが出来ました。 内、1社は以前、事務職でハローワークに求人が出ていた会社で、面接の結果は、事務経験がないという事で不採用になった会社で、今回は、現場での作業の仕事だったので、一縷の望みをかけて応募しました。 一次面接は、WEB面接で、自宅で、ダメもとで気楽な感じで受け、それが良かったのか二次面接に進むことが出来、一度落ちた同じ場所で二次面接に臨みました。 仕事の内容は漠然と予想がつき、とても面白そうだとは思いましたが、実際には職場を見ることはありませんでしたが、どれだけこの会社に入りたいか必死に訴え、面接は非常に良い感触を得て、数日後、内定の連絡を受け、急ですが、その10日後に入社することに決まりました。   以上が、私のクロスジョブでの1年半ですが、私が感じたことは、どれだけその企業に入りたいという思う意をもつか、またその熱意を伝えられるのかという事がとても重要だという事です。 皆さんも、入りたい企業を良く調べて、その企業のどこが好きなのか、どれだけそこに入りたいのか伝えるようにしてください、そうすれば、必ず道は開かれます。頑張って下さい。   令和3年2月26日 佐藤