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この度、教育委員会、会計年度任用職員(福祉補助員)として小学校での勤務が決まりました。 私は2019年に高次脳機能障害と診断され、主治医やソーシャルワーカーさん、家族に勧められ同年12月よりクロスジョブ札幌でお世話になることになりました。  当初私は障害を認めておらず、なぜ私が?何のために?本当に必要なの?と通所にとても否定的でした。 病院のソーシャルワーカーさんに「入院ではわからない症状や、苦手になったことがわかる」と言われ、しぶしぶ通所し出しました。  訓練を行っていくうちに、 “出来ない自分” とひたすら向き合うことになり、とても悔しくて辛く、病前の自分と比較して、大変落ち込みました。 どうして生き残ったんだろう?生かされた意味はあるの?と何度も思いました。 が、投げやりな気持ちになったことは一度もありません。 それは、私を支えてくれるクロスジョブのスタッフのおかげです。 できないことを、どうしたら克服できるか?ミスがなぜ起こってしまうのか?疲れ果ててしまう前に、どう対処するか?など、分析し、一緒に考えて方法論を提示して下さり、私のわがままな発言にも、熱心に耳を傾け対応してくれる。 そんなやりとりをしていくうちに、障害のことを認識し新たな症状やその原因を知り対策を立てて、 “出来ない自分” に少しずつ自信がついていきました。 私はこれまで、専門職として長年勤務しており、専門以外、いったい自分にどんな仕事が 出来るのか?向いているのか?わからず、担当スタッフのお仕事の提案にも「え~つまんなそう!最初はいいけど、飽きそう....。」などと、生意気な発言をしていました。 そんな中、担当スタッフの方の勧めで、あるリモート説明会に参加し、「これかも」と思える求人に巡り合いました。 「私の生かされた意味は、未来に貢献することだ!」そう思った私は、その日のうちに志望動機を考え、何故その仕事がしたいのか明確に答えられるよう、シュミレーションしました。 通常、面接まで1カ月くらいかけて準備をするらしいのですが、急ピッチで自己紹介シートや履歴書を作成。大変でしたが、“今が頑張る時”と自分に言い聞かせ奮闘。担当スタッフの方の協力を得て、採用していただけることになりました。 採用が決まってから、急に「本当にちゃんと働けるのか?」と色々と不安要素がありますが、 これまで訓練で修得したことを実践し、無理し過ぎないよう頑張りたいと思います。