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クロスジョブ米子のSと申します。このたび、某住宅メーカーに就職が決まりました。 実習にも行き、ここより和やかな雰囲気の職場はそう簡単に見つからないと思っていた企業だったので、採用の通知をいただいたときは心底ほっとしました。 この文章を書くにあたって思い返してみると、およそ5ヶ月間という短い期間ながらも、さまざまなことがありました。 その中でも思い出すのが、最初の面談でのことです。このとき私は担当スタッフに、「できるなら4ヶ月くらいで就職したいです」と切り出しました。しかも、希望職種はただでさえ障がい者求人の少ない事務職です。 短い期間でさまざまな訓練を体験できるように予定を詰め込んだり、あちこちに連絡を取って見学や実習ができる企業を探したりと、その後の担当スタッフの奔走ぶりを思うと、なかなかわがままなことを言っていたなあ、と自分でも反省するほどです。 しかし、スタッフの方々のおかげで、なんとかそのわがままを実現することができました。 早く就職したいと言っておきながら、クロスジョブに通い始めた当初の私は、訓練でスタッフに報告や相談をするとき、今忙しいのではないかと気にして、なかなか声をかけられませんでした。 それが今や、「相手の用が終わるのを待っているのは時間がもったいない」「わからないことを聞かなければ仕事はできない」と、積極的に報告や相談ができるようになりました。実際、今回就職が決まった企業に実習に行ったときも、「きちんと聞いてくれるし問題ない」との評価をいただきました。 そうした評価をいただけたのも、スタッフと一緒に考えた「遠慮せずに声をかける」という目標を意識し、訓練に取り組んできたからだと思います。 また、私は前職での失敗を引きずっていて、自分にできる仕事は本当にあるのだろうかと悩んでいました。 しかし、担当スタッフが「Sさんのいいところは笑ったときの表情」などと私の長所を引き出し、「Sさんなら大丈夫!」と励ましてくださったおかげで、ようやく自分にとって働きやすい環境を見つけられた気がします。 もちろん、担当のみならず他のスタッフの方々にも、大変お世話になりました。 日々の訓練では、できたことを褒めていただき自信になりましたし、面接の練習もしてくださったおかげで、本番も無事乗り切ることができました。 私一人で就職活動をしていたら、おそらく自分に合った企業を探すことも、その企業の求める力を身につけることも、ままならなかったと思います。 社会全体が大変な状況の中、理想的な雰囲気の職場で、なおかつ希望する職種に就けたのは、自分でも驚くほど幸運なことでしたが、そんな僥倖に巡り合えたのは、ひとえにスタッフの方々の力を借りられたからでした。 実習にも行き、業務内容も職場の雰囲気もわかっていますが、実際に働くとなると、想像の何倍も大変だと思います。しかしクロスジョブで経験を積んだ今は、「きっとなんとかなるだろう」と根拠のない自信を持つ自分もいます。(前職の私だったら考えられないことです) これからは、困ったことがあれば上司や先輩方に相談し、前向きに働いていけたらと思います。  今まで本当にありがとうございました。