https://crossjob.or.jp/map/ https://crossjob.or.jp/link

 この度、株式会社K社様に無事、採用が決定し就職させていただくことができました。詳しい、仕事内容については、会社の情報なのでここでの報告は控えさせていただきます。ただ、事務系職種での就職が決まりました。    K社への志望理由は、従業員の皆様が協働して業務に取り組んでおられる姿を拝見したことと社内の風通しが非常に良かったと感じ、K社でならば長くお仕事を続けられると思ったからです。    採用面接では、緊張感からか顔が強張ってしまいました。ただ、K社に対する自分の思いは、お伝えできたのではないかと思います。    私は、学校卒業後、ある大手ハウスメーカーの物流子会社に総合職として就職いたしました。そこでは、複雑で繁雑な業務であることと人間関係から3ヶ月で退職してしまいました。退職後は、郵便局や物流会社などで短期アルバイトを繰り返し、その後、アルバイトとして5年間、食品包装資材卸売業者でピッキングや仕分けなどのお仕事をしておりました。どの会社でも人間関係でしんどくなる場面があり、短い期間で会社を転々としておりました。    そこで、通院していた病院で検査をしたところ、広汎性発達障害と二次障害として鬱病であるという事が判明いたしました。そこで、大阪府発達障害者支援センター(アクト大阪)へ通い、相談・自分の障害特性の整理を行い、クロスジョブを紹介していただきました。    クロスジョブ、利用開始当初は人間関係で多々、悩むところがありスタッフの皆様にはご迷惑おかけしたところがあったと思います。しかしながら、スタッフの皆様の支援のおかげで乗り越えることができました。クロスジョブの訓練はパソコン訓練、事務補助訓練、物品請求・作業日報・ピッキングなどの学習、軽作業、施設外就労等々実務に近い訓練でどの訓練も役に立つことができました。今、クロスジョブを利用されておられる方で、この訓練はいやだなと思っている方もいるかもしれません。私も、そういう時期がありました。しかしながら、クロスジョブの訓練は実習などできっと役立つと思いますので、何事にも積極的に取り組んでください。きっと、実は結ぶと思います。    クロスジョブの訓練をとして得たことは、たくさんあります。たとえば、報告や連絡、相談が出来るようになったこと。挨拶ができるようになったこと。メモ取りが出来るようになったこと、職場での適切な表情を意識出来るようになったこと等々です。作業面では、パソコン訓練では、声出しや指さし確認を行うことで、正直、完全に正確とまではいきませんが丁寧な作業が行えるようになることが出来ました。事務補助訓練では、私の苦手分野であるコピー機など道具や機械の操作の理解に時間がかかるということを、メモ取りや何度も練習することでカバーすることが出来ました。学習では、商品のピッキングを正確に行うことが出来ました。軽作業では数を数えることが苦手でしたがCランナーと呼ばれる部品の数を正確に数えることが徐々に出来るようになりました。施設外就労では、細かな作業が苦手でしたが封入作業が出来るようになりました。対人面では、人間関係でしんどくなった場合、書き出し整理を行うことで自分の心理バランスを保つよう努力できるようになりました。また、音楽を聴くなどして自分なりに心の整理を行っております。    最後になりますが、ここまで支援くださった担当スタッフさんならびにスタッフの皆様大変ありがとうございました。これからも困難な壁が待ち受けているかと思いますが、クロスジョブで得たこと学んだことを実践し、その壁を絶対に乗り越えていきたいと思います。