高次脳障害を患い、昨年5月1日より利用を開始いたしましたクロスジョブ札幌を９ヵ月間という利用期間を経て2月15日に卒業し、この度晴れて特別養護老人ホームのパートタイム職員として就労いたします。 　今回就労を決断した最大の要因は施設の母体である社会福祉法人は障害者雇用へ広い理解と多くの実績があったからです。実際、私の採用面接には施設長が立ち会って下さり、障害に対しての詳細な状態と配慮の必要な項目などを聞き取り、職場への伝達を約束してくださいました。 　現在、就職が決まり安堵と喜びの気持ちもありますが、それ以上にフルタイム勤務、正社員へのステップアップを目指すため、クロスジョブで身につけた記憶力低下の補完方法を実践し、職場の方々の信頼を勝ち取っていく使命感にとらわれています。 　これだけ前向きに取り組めるように環境を整え、多くのサポートをしてくださったクロスジョブ札幌のスタッフ、励ましてくださった利用者の皆様ありがとうございました。