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この度私はI社に就職が決まりました。仕事内容は、ネットスーパーでのピッキング、梱包のお仕事です。詳しくはお客様がネットで注文した商品を注文票にもとづいてピッキングしていきその商品を梱包して配達できる状態にすることです。 就職に至るまでの道のりを書きたいと思います。 まず、私は前職でマンションの清掃のお仕事を7ヶ月間していたのですが人間関係などでいろいろと精神的にしんどくなってしまい毎日出勤する事ができなくなり、周りに迷惑をかけてしまうと思い退職しました。その後タウン誌を見たり、ハローワークに通ったりとしていましたが一人ではなかなか仕事を見つけることができず悩んでいました。その時、家族からサポートステーションという職に就けていない若者達が相談する支援機関があるよということを聞いてそこに相談をしに行くことになりました。相談を何度か重ねていくうちに一度、職業検査を受けてみないかということになり、受けました。その結果、軽度の知的障害に該当するのではないかと言われ通院しているクリニックにその事を話すとクリニックでも検査をしてみましょうと言われてそこの検査の結果で、療育手帳という障害者手帳が取得できるかもしれないということがわかりました。今、思い返してみると一般の人に比べると色々なことが遅れていることがあるのは、この障害の影響なのだなと思います。自分が障害者だということを知った時はショックでしたが、同時に今まで上手くいかなかったのは、障害が影響していたのだと思うと安心する気持ちもありました。また別の支援機関で検査をし、無事に手帳を取得しました。その後もしばらくサポートステーションに通っていたのですが手帳を取得したこともあり障害枠でお仕事を探すのが良いじゃないかとスタッフさんに言われていきなり就職はしんどいと思うので、まずは訓練から始めてみてはということで、そこで初めてクロスジョブを紹介されました。他にも就労移行の事業所を紹介されていたのですが見学をして一番良かったのがクロスジョブだったので平成26年9月からクロスジョブ梅田に通う事になりました。訓練では主に、学習・PC・軽作業といろいろしました。一番役に立ったと思う訓練は学習でのピッキング作業と施設外就労です。初めは自分に何が向いているのか全然わかりませんでした。ただ日々の訓練をこなすだけという時期もあり悩む時もありました。でもピッキング作業を重ねていくうちに自分に合っているのはこれだと思うようになっていきました。何よりやっていて楽しいと思えるようになったのが一番のきっかけです。働く上で体力面も心配だったので、施設外就労やビル清掃にも積極的に取り組みました。体力もついてきて自信がもてた頃、本格的に就職活動に入りました。いろいろと会社を見学していく中で実習に進みたいと思った会社が就職した会社です。長期間の実習が初めてだったので色々と不安や緊張で体調に影響がでることもありました。でもいざ実習をしてみると周りの人達が親切丁寧に指導してくれたので自然と不安や緊張は実習後半にはなくなっていました。この時に思いきって実習に参加して本当に良かったと思います。一人ではここまでたどり着けなかったと思います。 家族、クロスジョブのスタッフの皆様、この度実習の機会を与えて下さったI社様に感謝しています。就職がゴールではないので、これから先も長く働ける様に頑張って行きたいと思います。 最後にクロスジョブに通う前と通ってからの自分の変わった部分を書きたいと思います。通う前は自分から積極的に物事に取り組むということができなくて人から言われて行動する事が多かったのですが通い始めてから現在では自分から発信する事や積極的に物事に取り組む事ができるようになりました。自分で言うのもおかしいですが成長したなと思います。皆様もこれから先迷う事悩む事があると思います。ですが思い切って行動してみるということも大切だと思います。ここまで読んで下さりありがとうございました。