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 2013年、前職を退職し、失業保険を支給しながら就活やオフィスソフトのあるところで勉強していました。失業保険も終えて、2か月後クロスジョブを紹介され、入所しました。 クロスジョブを知っている人から「ここは企業へ採用される人が多い」と聞いたとき、もしかしたらスパルタの要素も入っているのかなと、半分期待していました。 当時は聴覚障害の利用者があまりいないという話で、少しためらわれていましたが、A4サイズのパンフレットをA3カラーにしたり、やっぱり積極的だなあという印象的でした。 空白期間を埋めることが出来た安心さはありましたが、次のことを常に考えて、目標を頭のはしっこにおいておき、目の前のミッションに対処し、次々と時間の要領を得てきました。 ただ、唯一の問題点があり、「コミュニケーション」発信力がない。何とかトイレ行くという報告、この後の業務は何かという質問などを重ねて、振り返りも面談も少し慣れてきました。 多数の方の前での手話講座も一人一人を見れているか、伝えようとしていることが伝えられているか、貴重なお昼休みの過ごし方になりました。 ある日、手話も使うことが多い、特例子会社に実習を行ったとき、聴覚障害の方と共に仕事された企業ならではの視点から、コミュニケーション、話が伝わっているのかのご指摘を頂き、うそぶいてる自分を再発見できるようになりました。自意識過剰と自己評価の違いを考え、もう少し自分をほめてもいいなあと思えることもできました。まだ謙虚の気持ちは抜けないけれど、引くことばかりではないし、押すこともある。タイミングの問題かなあと思います。 この度、雇用前実習を経て、今回の企業に内定を頂き、就職先が決まりました。仕事内容はITなどがメインとなります。正社員雇用で、今までのキャリアとしては、思いもよらない待遇になりました。こういった採用の方法があるんだと、勉強になりましたが、喜んではいられないです。まず入り口に立てた、次はいかに動けるか。 秋から繁忙期になるそうで、実習のときのようにお客様扱いは、ない。 緊張感を保った状態で入社が望ましいと思い、平日のうちに、入社日を設定しました。締め日をねらったのはここだけの話ですけれど、もう少し早く仕事を覚えたい気持ちが一番にありましたよ。先ずはひと月、3ヶ月、1年と、日数を増やすことと、処理速度を上げること、周囲を見失わないことが、当分の目標として設定していきます。 ここに至るまで、たくさん厄介をおかけしました、いろんな支援機関の方々、通院先の病院、クロスジョブのピシパシと怖いスタッフ、また利用者の方々にお礼を申し上げます。 ※お名前はご本人の希望により、ひらがなで氏のみの記載とさせていただきました。