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私はこのたび、A社に採用が決まりました。業務内容は、事務補助です。封入作業、シュレッダー、パソコン入力など、職場内にある各部署から依頼を受けた作業を行います。 今まで私は、障害者枠で働いた経験はありましたが精神的なしんどさから、自分自身を追い込んでしまい退職していました。 家族や周りから「あんなに恵まれた職場環境や良い人はもうない」と言われていたため、「この先、もう自分には働ける職場はないのでは・・・」と思っていました。精神的にかなり落ち込み、自分自身を追い込んでいたように思います。 そんな時、ある日の朝礼で、A社の求人について知りました。「 受けてみたい! 」と思いました。 ですが、A社の求人を知ったのは、応募書類締め切り5日くらい前。そのころの私は、まだまだ、就職活動をこれから始めようという段階。 履歴書や職務経歴書など、就活の書類の準備も全く出来ていない状態にありました。そのため応募することは諦めていました。 しかし偶然にも、担当スタッフの方から 「朝礼で話にあった、A社を受けてみませんか?」と声を掛けていただき、受けることとなりました。  試験は 「一次試験」と「二次試験」に分かれてあり、一次試験・・・筆記試験で小学生程度の漢字の読み書きと算数二次試験・・・実際に職場を想定した実技試験(作業)と面接が行われました。 「ここで働きたい!」「絶対に受かりたい!」ととにかく必死の思いで試験に挑んだことを覚えています。 ですが、一次試験の筆記試験が思うように出来なかったこと、二次試験で、他の受験生の方のスピードの速さに圧倒され、思うように実力を発揮できなかったことから「もう落ちた!」と思い込んでいました。 「ここを落ちたら、本当に自分の働ける場所はもうない・・・」不安と焦りばかりが募りました。合格通知が届いた時は、本当に信じられなくて、飛び上るほど嬉しかったです。 神様は・・・「きちんと自分の頑張りを見ていてくださっている」「自分に一番合った職場環境を与えてくださるのだな」 と初めて思いました。  今まで、就職活動をしている最中、「自分には一体何が向いているのだろう?」「私にできることってあるのかな?!」「私は何のために、ここに来て、通所しているのだろう・・・。」と何度、自問自答したかわかりません。 それでも、諦めることなく頑張ってこれたのは、今の私があるのは・・・担当スタッフの方やクロスジョブを支えるスタッフの方々、共に訓練を行う仲間の存在があったからです。 「自分に何が向いているのか」わからずに悩んでいるとた時・・・「ハローワークへ行っても、どんな求人をとればいいのかわからない」と思い悩んでいた時・・・担当スタッフの方は、本当に親身になって私と向き合い、考えて下さりました。 「自分自身について一度整理してみてはどうか」とアドバイスを頂き「自分の障害特性の整理」や「仕事の整理」を一つ一つしていくことで、落ち着いて就職活動を行うことが出来ました。 また、そうすることで、「自分が今、何を頑張っていけばいいのか」「そのために、どんな工夫が必要で何が必要なのか」課題と目標が少しずつ見えてきたように思います。 他のスタッフの方にも、日々の訓練が落ち着いて訓練を行えるよう様々なサポートしていただきました。 共に訓練を過ごした仲間とは、お昼休みにお互いに困っていることや悩みなどを話したり時に笑い、励まし合いながら、訓練を行ってきました。そうすることで、精神的に、とても落ち着くことが出来ました。 今の私があるのは、そんな皆さんの支えがあったからです。皆さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。 これまで「就職」を目標に日々の訓練を頑張ってきましたが、「就職」はゴールでもなければ、スタートでもなく人生の中の通過点に過ぎません。 私の好きな言葉にこんな言葉があります。 辛い思いはすべてプラスになる。苦しかったこと、悲しかったことがいつか必ず花開く時が来る。辛いこと、悲しいことは幸せになるための必要事項。花開き、実を結ぶときに辞めてしまってはいけない。 これから先、どんなことが待っているかわかりませんがクロスジョブで学んだ経験を活かして新たな職場でも 「感謝」「謙虚」「努力」の姿勢を忘れず自分の今できることを、精一杯やっていけたらと思っています。短い間でしたが、本当にお世話になりありがとうございました。