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私はこの度は、ME株式会社様に採用される事になりました。2月上旬の二次面接の結果がすぐに届き、採用となりました。業務内容は半導体の検品、エンジニアのサポート(おそらく庶務もある)がメインです。場所は伊丹市内にあり、私の地元からかなり距離がある為、通勤時間はおおよそ90分です。家からクロスジョブの約1.5倍かかりますが、それでも私の選んだ会社なので、ここで必ず半永久的に勤める所存です。就職活動は10月から始め、自己分析、企業調べ、志望動機の作成など、色々手間がかかった上、何度も書類選考で落されて、希望の兆しが見えない状況が続いて、挙句の果てには涙まで見せてしまいました。しかし、ME株式会社の求人と出会って、応募した数日後、「どうせダメだろう」と思いながら待っていると、電話が来て、一次面接に至り、一次面接も1週間前後で結果が届き、吉報となりました。そして、前述の通り、二次面接を通過し、採用となりました。採用という言葉を聞いた時は「夢じゃないのか?」と思いましたが、心の中からの喜びの意を隠せませんでした(しかし、採用結果が届いたのは訓練中だったので、さすがに大声は挙げなかったけど…)。私が障害者と発覚したのは実は中学卒業から高校入学までの間に判明しましたが、その時私は障害者のアイデンティティを持つ事を嫌がり、自分が障害である事をクローズにしていました。そして、大学卒業後に地元の会社に一般枠で入社しましたが、あまりの仕事の出来なさに会社の人から見限られ、結局辞める結果になりました。そこで親の一言で、自分が障害である事を見つめる為に、私は再び病院に通い、障害者手帳を取得し、同時にサポートステーションでの担当スタッフの紹介でこのクロスジョブを知りました。クロスジョブには4月から入り、丁度一年間過ごしました。その中で、職場で必要なマナー、メモを取る事の大切さ、報・連・相の大切さを思い知りました。私が入所した当初は自己判断や未報告が多く、非常に小さな事ですが、休憩から戻った後、スタッフに報告せずにそのまま作業に入ったことが多々あり、事務補助の訓練内でも自己判断が多く、何度もスタッフを困らせました。7月下旬の実習でもそれが明るみに出て、職場内でのコミュニケーション、即ち、報・連・相の欠如を指摘されました。それをクロージングで聞いて赤っ恥をかき、自分が如何に愚かだった事を痛感させられました。そして、私は報・連・相の徹底化を図り、9月からそれを意識的に行い、大いに評価され、自分でも変わったと実感しました。もし、クロスジョブに行かず、また応募して入社できたとしても、おそらく長続き出来なかったでしょう。他にも施設外就労や企業見学など、様々な事を経験しました。クロスジョブのスタッフの皆様、ハローワークの方々、そして、このクロスジョブを紹介したサポートステーションの恩師には多大なる感謝の意でいっぱいです。色々わがままを言って、独善的な事を言って、困らせた時もありましたが、そんな私に付き添ってくれてありがとうございます。そして、実習先、施設外就労先の方々にも色々経験させていただき、誠にありがとうございます。これからは、訓練でもない、実習でもない、本物の仕事に携わる事になり、職場の人は実習先の企業や、クロスジョブのスタッフと比べ、シビアになるかもしれませんが、それでもクロスジョブや実習で学んだノウハウを活かしていく所存です。最後に私が書店にて、ビジネス書籍で知った事ですが、報・連・相とよく言うけど、実は相談・連絡・報告(即ち、相・連・報)の方が順序的にいいと思います。読み方の問題ではなく、これには意味があって、業務に着く時にいきなり作業して報告し、それが間違いの指摘になるかもしれません。そこで、業務に着く際に先に相談、質問してから安全な方法を上司や先輩から聞き、それを実行してから、作業終了の報告をすると、100%ではないが、正確性がより上がって、報告が間違いの指摘になる事態を防げます。これをクロスジョブの訓練に置き換えると、例えば、事務補助で依頼業務、簡易清掃などにしても、初めてでかつ、方法がわからなければ、スタッフに相談して、安全な方法を聞き出し、それを実行して、ミスも防止に繋がり、作業終了時の報告が気持ちよく行えます。そして、人間関係についても、業務内では報連相の徹底、それ以外では快い挨拶、返答や指示の受け取りをする事で信頼を築けるかもしれません。これはとあるビジネス書籍で知り、かつ、私の解釈ですが、これからの事柄を、説明下手ながら、参考にしていただければ幸いです。長い文章でしたが、この辺でこの文章終わらせたいと思います。