私は、この度Ｔ株式会社に就職が決まりました。職種は、倉庫内での軽作業・ピッキング業務です。扱っている商品は、文房具や事務用品、アパレル商品・雑貨などです。なぜ、私がピッキング業務を選んだかと言うと、これまでの職歴でピッキング業務で働いた経験が多く、手順が決まっていて分かりやすいからです。ピッキング業務とは、伝票を見ながら商品を出す単調な作業のため、頭を使わない作業で私にとっては経験もあり、比較的業務に取り組みやすいです。ピッキング業務でも、デメリットがたくさんあります。まず、障害者での求人がほとんどないこと、空調設備が整っておらず、夏はサウナ状態、冬は極寒状態、勤務地は都会にはなく、不便な所にあること、1日中立ち作業で、大小様々な商品を運ぶため体力がとても必要です。デメリットを聞いて、当然ピッキング業務で働きたくない人は多いでしょう。私も、ピッキング業務で働くなら、空調設備が整っており、通勤も自宅から近くて、商品も軽い作業を希望していましたが、そう言った会社はほとんどありません。ピッキング業務のお仕事が少なく、事務補助の仕事も探してきました。事務補助は、空調設備が整っているし、通勤が便利で、お休みがカレンダー通りと、私の理想・望んでいた待遇面があります。けど、事務補助にはパソコンのスキルが必要です、最低エクセル・ワード3級程度、何よりライバルが多いことです。身体・知的・精神障害、その中で身体障害者の方が比較的有利だと言われています。何社も事務求人に応募しましたが、書類選考で不採用が多く、今回採用が決まったＴ社が私の希望に比較的近く、応募し採用になりました。今回Ｔ社に応募するに当たっては、自分自身の希望が強く、考えを変えることはとても難しかったです。そんな時、スタッフより「働く」ために必要なことの本を読むように勧められました。その中で一番印象に残ったのは、「働く」ことを誤解している若者が多いことです。・働くとは自己実現をすることだと思っていること・働くとは好きなこと、得意なことを活かしてやることだと思っていること・働くとはやりがいのある仕事をすることだと思っていること・働くとは自分に合ったことをやることだと思っていること・働くとは企業説明会で聞いたようなことだけをやることだと思っていること・働くとは仕事さえしていればよく、苦手な人とは関わらず、花見や飲み会などといった社内行事も行きたくなければ行かなくてもいいと思っていること働くとは、たいていは、生活のため、家族のため、生きるために現金収入が必要だから働きます。仕事のやりがいも、ある程度仕事を覚えてからのお話しで、最初から仕事にやりがいを持っている方はそうそういません。みんな、血反吐を吐きながら仕事を覚え、なんとかへばりついて徐々に戦力になっていきます。私はＴ社で働くに当たって不安なことがたくさんあります。それは、以前の職場より広く、勤務地が遠いこと、人間関係、仕事内容等の様々なことがあります。ピッキングの経験があるので大丈夫だと思いますが、やはりまだ、内定の通知を頂いただけなので、安心はしていません。きちんと、労働契約を交わし、試用期間が終わってからが、スタートだと思っています。不安なことは、たくさんありますが、クロスジョブのスタッフ・ジョブコーチ・就ポツ・ハローワークの方としっかり相談し、社会人として一人前になりたいです。長くなりまして申し訳ございません。クロスジョブを利用するに当たって、最初は辞めたかったのですが、最終的にはクロスジョブのスタッフの支援があり、就職することが出来てとても良かったです。ありがとうございました。また、就職者の会などがあれば、なるべく参加しようと思っていますので、その時詳しいお仕事内容のことやグチ等お話しできると思います。最後にもう一度長い間ありがとうございました。