この度、大阪市内の総合病院に就職することになりました。   　雇用前実習で作業の体験をさせて頂いていて、物品の払い出し作業（必要な物を棚から取り出しカゴに入れる）と事務作業（データ入力・資料作成）の二つが主な仕事です。 　払い出し作業について、私は普段身体を動かさないので、初日はひどく疲れました。しかし実習を進めていくにつれて気分が晴れる・良い運動になると思えるようになりました。事務作業は本来求人には掲載されていなかったのですが、私の経歴・所有資格を鑑みて提案してくださった作業です。いままでの訓練や実習でしてきた作業に近い内容で、能力を活かせると良い印象を抱きました。全く違う作業でも体験をすることによって、それぞれの作業の良さを見いだせたため、雇用前実習はやはり大事だなと思いました。 　私は音や視覚情報などの環境面が特にストレスになり、訓練に行くことができないということが多々ありました。そのため就職先を探すにおいて、雇用前に実習で仕事を行い環境を体験できることが第一の条件にありました。 　 　実習は緊張しますが、先述のとおり作業や環境の適性をじっくり見極めることができます。加えて自分の能力をアピールできる場でもあります。 　雇用前の実習が可能な所が見つからず、焦りからいきなり面接に応募しようとしたことも私自身あったのですが、やはりこれから就職を目指す方には雇用前実習を是非大事にしていただきたいです。