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クロスジョブ入所から雇用まで
クロスジョブ入所から一年半、この度、事務職での就職が決まりました。
クロスジョブ入所当初は自分が事務職で就職できるとは思っていませんでしたが、これも、クロスジョブを通じて実習に行かせて頂き、実習先から評価を頂けたことと、訓練の積み重ねのおかげなのかなと思います。
そこで、クロスジョブ入所から採用に至るまで振り返っていきたいと思います。
・入所時点
クロスジョブ入所を決めたのは前職を辞めてから約一年経ってからでした。私は別のサポート機関で就職活動を進めていたのですが、あまり上手く進まず、もっと訓練を受けてから就職した方が良いのではと母の勧めもあり、クロスジョブを紹介して頂き、三日間の体験の後入所を決めました。
前職の退職理由が対人面のことと、仕事のスピードについていけなかったことなのですが、相談が出来ないまま一人で抱え込んでしまって精神的に落ち込んだのが要因として大きかった点だと思います。
クロスジョブの利用を決めた理由も定期的にスタッフさんと面談で相談できるという所が大きかったので、入所時点から沢山面談が出来て安心したのを覚えています。
入所時点は作業や態度はあまり問題なかったのですが、メモを取る習慣や報告の習慣があまりついておらず、その習慣をつけるための訓練をよく行っていました。
指示を聞いて、復唱することやメモ取りの正確性を高めるための練習も行い、徐々に意識を高めていけるようにしていました。
また、声が小さく、緊張すると早口になる癖もありました。挨拶を習慣づけることと、報告や声掛けの際の声量やスピードに気を付けることで、徐々に声を相手に伝わりやすくなるよう訓練していきました。
・実習
入所から半年ほど経った夏ごろに初めて実習に行くことになりました。最初は初めての実習に緊張したりもしましたが、実習先の皆さんが優しく指導して下さったことと、クロスジョブの担当スタッフの支援もあり、良い評価を頂けました。
その後最初に行った場所も含めて計8か所実習に行き、色々な職種を体験させて頂きました。製造工場の補助作業、清掃、事務補助作業など色んな作業を体験させて頂き、どの実習先でも優しく対応頂き、休むことなく全ての実習に取り組む事が出来ました。
最初は声が小さく聞き返されることも少なくなかったのですが、実習をこなしていくうちに、徐々に自信がついたのか、堂々と挨拶や報告が出来るようになっていきました。
メモもどの作業でもしっかり取ってくれていると評価して頂く程になり、報連相も徐々に抜けなく出来るようになりました。
沢山の実習経験を積んでいく中、最後に実習させて頂いた事務の実習で「色んな事が出来る力があるから、ここで働きませんか?」とのお声掛けを頂き、面接を受けて採用となりました。
就職を決めた理由としては、クロスジョブと就職先の連携体制がしっかりしている為、フォローアップ支援が受けられる所であったこと、入所前からの希望職種が事務であったこと、クロスジョブの訓練で特に頑張っていたパソコンが活かせる仕事内容だったことが挙げられます。
パソコンは、クロスジョブ入所時点ではキーボードを見ながらでしかタイピング出来なかったのに対して、現在はほぼブラインドタッチでタイピングが出来るようになっています。WordやExcelもテキスト学習を中心に基礎から行い、基本操作は出来るレベルになりました。
実用レベルでパソコンが使えるのかというと、まだまだ足りていないのではとも思うのですが、実習の評価でもパソコンもしっかり使えていると評価を頂いたので、その評価を信じて、就職先でも戦力になれるように今後もパソコンのスキルを磨いていきたいです。
就職は決まりましたが、まだまだ対人面の苦手意識や出来ない事は沢山あるので、就職先でも色んな事を学んで成長出来るようにしていきたいです。