私は昨年の5月からクロスジョブ梅田の利用を開始し、今年の9月に就職が決まり働く事になりました。 クロスジョブに通う前も障がい者雇用のオープン就労で5年半勤める事が出来ていましたが、仕事が出来る事が嬉しくつい力が入ってしまい、頑張りすぎによる体調不良で仕事を辞める事になりました。そこから半年間の療養生活を経て、体験利用をしクロスジョブ梅田に入所する事が決まりました。入所当初は、環境の変化や慣れない電車での通所で体調が優れない時もありましたが、通所を続ける内に安定して通えるようになりました。 最初は事業所内での訓練からスタートしました。主に軽作業、学習、PCの訓練を時間割にまんべんなく組み込み、自分の能力の適性を知る所から始めました。前職の経験から自分は身体を動かす作業、主に軽作業や学習でのピッキングなどに適性がある事が分かりました。そこから企業見学や実習などを経験し、更に自己理解を深め自分がどのような職業が向いているのかを知る事が出来ました。 今年に入ってからは施設外就労の訓練にも参加し、実際に企業の中で動く事で自分が身体を動かしたり、もくもくと取り組む仕事が向いている事が明確になりました。施設外就労は半年間続け、雇用前実習のお話を頂き一旦退く事になりました。雇用前実習のお話を頂いた企業さんは、業務内容が身体を動かす事だったり自分が得意で今までの経験を活かす事が出来る職場だったので、実習中からここで働きたいという気持ちが芽生えました。実習が終わり面接のお話を頂いた時はとても嬉しかったです。面接は緊張しましたが、なんとか乗り越える事ができ内定の連絡を頂いた時も本当に嬉しかったです。 私はクロスジョブに通う前は、無鉄砲で自分の事をあまり労わらずがむしゃらに仕事をしてきました。クロスジョブでは前職の振り返りをしつつ、自分が今後長く働く為の考え方や仕事の取り組み方などを整理してきました。離職期間中は健康で長く働ける事がどんなに幸せな事か改めて痛感しました。私はクロスジョブで学んだ事を胸に刻み、次の職場では自分を労わりながら健康で長く働けるよう努めたいと思います。 最後になりましたが、今までお世話になったスタッフの皆様、利用者の皆様、本当にありがとうございました。