「クロスジョブを利用し就職に至るまで」 クロスジョブを利用して一年半この度、事務職での就職が決まりました。 自分でも事務職での就職が決まったことに驚いていますが、クロスジョブからの支援や会社からの評価をうけ面接、就職を希望しました。 クロスジョブ入所当時から採用に至るまでの経緯を振り返っていこうと思います。 〇入所当時 中学校、高校と職場実習や企業見学に参加できず、学校生活でも周りとのコミュニケーションが取れず、生き詰まったような行動や考え方をするようになり、このまま就職できるのかと不安になりました。ですが、高校生在校中に担任の先生から「こういった支援施設もあるよ」と紹介して頂き、二週間の体験の後に入所を希望しました。 クロスジョブを利用し始めた当初は、周りとのコミュニケーションなど対人面で不安になったり、報告できなかったり、声が小さくなりがちでしたが、訓練を通して支援者からの指摘や様々な業種での実習をし、評価を受けて報告の仕方や周りの方とのコミュニケーションを取るようになり、不安も徐々になくなっていき作業や報告も積極的に取り組むことができるようになりました。 〇実習 入所して一年ほど経った頃に、コンビニでの実習をしました。最初は声も小さく、作業の流れを覚えたり、商品の場所が分からず焦ってしまう所もありましたが、少しずつ作業にも慣れていくことができるようになりました。また、質問や報告もできるようになり、発言の際には言いたいことを整理してから発信するように心掛けるようになりました。 その他に五カ所、計七回の実習を行い、図書館での補助業務や運送トラックへの積み込み作業、工場での部品の組み立て、事務職でのデータ入力作業や書類整理などを行いました。 実習先では、質問に対して丁寧に教えてくださり自信をもって取り組むこと、積極性や報連相の大切さを改めて感じることができました。 事務職での就職を決めた理由は、二回の実習を通して繰り返しの作業を集中して取り組めたこと、作業に関しての質問をしやすい環境だったこと、一回目よりも積極性が増したことが大きな要因です。 就職することができましたが、対人面での話し方や報告の仕方などまだ至らない所があるので、日々成長していけるように頑張りたいと思います。