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こんにちは、阿倍野事業所の村上です。 年末の大掃除をして、気持ちがスッキリした一日でした。 最後に今月の14日に行った勉強会の報告をして終わりにしたいと思います。   第167回大阪高次脳機能リハビリ研究会に参加しました。 今回は、前回報告させて頂いた、全国リハビリテーション研究集会で発表された方が後日談も含めてお話ししてくださいました。   堺市健康福祉プラザ生活リハビリテーションセンターの西脇様より ・コロナ禍には医療機関からの相談が減少し、当事者・家族からの相談が増えている。 ・早期退院により、入院中に専門機関につながらないことが背景として考えられる。 以上の報告がありました。 福祉や企業によってはコロナ後の日常に移りつつある状況ですが、まだまだ医療や介護関係の現場では感染予防が続いているとのことです。 相談する場所や連携の在り方が少しずつ変化してるなと実感しました。   また、同施設職員の中岡様より高次脳機能障害のある方の運転再開について発表されています。 ・気づきの低下してる高次脳機能障害のある方の運転適性は低いと研究で出ている。 ・高次脳の方が自動車運転を再開するにあたり、自己の障害への気づきを向上させるためにグループプログラムが有効か。 →90分×5回のグループワークを実施。  具体的にどのようなことに気を付けて運転するかをみんなの前で発表する内容を実施。  ドライビングシュミレーターのリプレイを見て感想を話し合う場を設ける。 ・自信は低下している人が多いが、危険運転ポイントが減少している。 気づきを得るために仕組みが段階に分けて構築されていて、とても勉強になりました。 グループワークをうまく活用して、自己理解を深める取り組みは就労支援においてもぜひ実施していきたいところだと感じました。 来年度はさらにパワーアップしたグループワークにできるように私も試行錯誤で取り組みます。   今年は大変お世話になりました。 また来年も何卒よろしくお願い申し上げます。