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高次脳機能障害就労支援コーナーでも案内していた、 第13回の勉強会が3月13日に自立センターにて 開催されました。 今回のテーマは、自動車運転について。 参加者の多数は医療機関の方々でしたが、 高次脳機能障害の方にとって自動車運転の可否は 就労にも大きく関わってくる問題でもあり、 可能となれば、復職はもとより、 新規就労の幅も広がると思います。 しかし、その可否の決定はどこに求め、 誰に最終決定をしてもらうのか。 大阪府下でもモデル事業がスタートしたという事で、 その概要と事例を通しての取り組みについてと、 教習所と連携した事例についてを 中岡さん、冨田さんの両氏に 話して頂きました。 各施設でのダイナミックな関わりを知り、 今後自らの施設でどのような関わりや取り組みが 出来そうなのかを考える良い機会になったのでは ないでしょうか。 第38回高次脳機能障害学会でも、 高次脳機能障害の方の自動車運転については 複数の発表がありました。 地方での就労を考えた時には自動車運転は 切っても切り離せない課題ではないかと思います。 また、自動車会社のHONDAが 評価、アセスメントのツールとして運転シミュレーターを開発し、 全国70箇所の施設で導入されている様です。 今回の勉強会を通じて、 対象の方がいた時にどの様なアセスメント、評価が必要なのか、 どことどの様な連携を取れば良いのかは 参考になるものを得られたと思います。 自動車運転は、 高次脳機能障害の方が、仕事や生活でイキイキする為に 今後も引き続き考えていかないといけない課題の一つだと思います。 今回は今年度最後の勉強会となりましたが、 多数のご参加ありがとうございます。 発表して下さった、中岡さん、冨田さん、本当にありがとうございました。 次年度も参加者の皆様にとって、 顔と名前が一致し、日々の連携が取れる、また深められる様な 勉強会の開催を目指したいと思いますので 何卒宜しくお願い致します。