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こんにちは、阿倍野事業所の村上です。 今月は世界中がウイルスの話題で混乱の中、感染予防をしながらもクロスジョブは訓練を実施しています。 こういう時こそ、日々の体調管理と自己管理能力が問われるなと感じております。 今週の高次脳のグループワークでは、1週間の振り返りを基に『高次脳機能障害の日常のあるあるエピソード』を話し合いました。   <エピソード例> ・外出して戻ってきたときに家の中にカギを忘れたことに気づいた!  …2つかばんを使うようになって入れ忘れがおきてしまった。 ・以前に比べて東西南北がわかりにくくなった!  …地図アプリを見ても間違えてしまう。歩き回ってようやくたどり着く。自分の進んでる方向や進みたい方向がわからなくなる。 ・道を間違ってしまったとわかっても戻れない  など、よくあるような話から以前より難しくなったことが挙がってきました。 <トラブルを防ぐための工夫> ・物の定位置を決める ・カバンを変えるときは入っているものをチェックする ・あらかじめ目的地までの道を調べておく  (※杖歩行では地図を見ながら歩けないので覚えておく) 皆さん、日々の生活の中でも工夫を凝らして過ごされています。 私の方からは、トラブルが起きた時というのは少なからずストレスを感じると思います。 少しでもストレスを軽減し、安定した職業生活を送れることが望ましいですねとお伝えしています。   また、『なぜこのようなエピソードが起きたのか?』 ここを探っていくことで高次脳機能障害の症状の特性に結びついてくるかなと思います。 今回は、”注意機能”の観点から見ていきました。 これについてはまた改めて詳細をお伝え出来ればと思います。   このように、日常のあるあるエピソードを報告しあい、「ある、ある。」と共感しながら進めていくことで 自分だけではないことを気づいてもらうと共に、「前はこうじゃなかなったのに…」「なんで上手くできないんだろう?」 といった疑問の答えが1つでも見つけられるように進めていきたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました。