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高次脳合同グループワーク(札幌) 本日のテーマ『注意について学ぼう』 参加者  6人   スタッフ 柏谷さん 議事録  T 皆様、お世話になっております。 3/3のグループワークのお報告をさせて頂きます。   1.注意について知ろう ◎「注意」には大きく下記の4つに分けられます。 ①注意の持続:別の刺激に注意が向いてしまい、仕事に集中できない。        表情が乏しくなる。ボーッとして反応が遅くなる。 ②選択的注意:1つの事に集中して周りに気づけない。        必要な情報にだけ注意を向ける。 ③注意の転換:状況に応じて注意を切り替えられないため、同じような行動をし        たり、同じことを言ってしまう。つぎの行動に移れない。 ④同時処理(分配):1度に2つ以上のことに意識を向けて作業することが難しい。        電話の対応で、メモを取りながら話をすることができない。   ●脳の特性  ・脳の発達(発達障害)  ・脳の損傷(高次脳機能障害) ➡どちらも似ている注意の特性がある。人それぞれ特性が違う。   ・目、耳、感覚 ⇒ 全身で受け取った情報を脳が処理する。 ・上手く処理が出来ないと情報が多くて疲れやすい。 (自分が何で疲れるか、どのくらいで疲れるか知る。)   2.それぞれの注意別に補完方法を考えてみよう 【皆さんの意見】 Kさん :1番は持続が大変。疲れると持続できない。一点集中型。 Kuさん :疲労があると持続に影響。優先順位を先に決める。(先輩に渡す物は先にする) Gさん :過集中タイプ。選択はその時のメンタルの調子による。      作業に慣れているかどうかも影響する。 同時は無理!雑になりミスがでる。 Iさん :ボーっとして集中が切れる。周りに気づけるため、逆に自分が気を使いすぎる。      電話の同時作業は難しい。   ※自分の得意な注意、苦手な注意を知って、働き方や環境を考える。  疲労コントロールすることが大切!   【皆さんの感想】 ・共通しているのは、同時進行が苦手な人が多いと思った。 ・注意の4つを覚えて自分にあった方法を考えられた。 ・自分の苦手な注意を知れて、他人のアイデアを聞けて良かった。 ・脳疲労の原因と解消の仕方を考えたい。 〈感想〉 今回は「注意」として4つの違いが上げられたことが、1番自分に取って勉強になりました。普段何気なく処理してしまっていることが、この注意が原因であると言うことが大きく 関わっていることが分かりました。 これを読まれた皆さんも、何か「注意」に関して1つでも身になってくれると幸いです。 それでは乱文にて失礼いたします。 **********************************************************   〈合同〉グループワークとして、クロスジョブを利用されていない方の参加も可能です。 当事者の方だけではなく、ご家族の方、リハビリスタッフさん、ソーシャルワーカーさん、支援員さんもご興味がありましたら是非ご参加ください! 下記宛先まで、ご連絡お待ちしています。   《 ご連絡先 》 札幌事業所・・・角井(かくい)・柏谷(かしわや) TEL:011-596-0622  FAX:011-596-0623