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こんにちは、阿倍野事業所の村上です。 1月13日に今年も大阪高次脳機能障害リハビリ研究会にZOOMで参加しました。   今回のテーマ 『高次脳機能障害から見た物忘れ外来』発表者:李 利彦先生(宏彩会李クリニック 医師)   物忘れ外来へどのようにつながってくるのか、また、アルツハイマー病と脳血管障害の傾向や特徴などを話してくださいました。 私には少し難しい内容でしたが、超高齢化社会の現状、認知症の診断を受ける方も増加していくのではと思います。 医師の診察場面で大切な聞き取りや診断についてや、脳でどのような作用されているのかを学びました。 その中で、私の理解できた部分をご紹介します。   ◆認知症の傾向 ・アルツハイマー病は多く、脳血管障害は減少してる。 ・認知症についての治療は進んできてる   ◆高次脳機能障害、アルツハイマー病、発達障害の3つの病態の比較 <物忘れ外来の進め方> ①経路 本人、家族(圧倒的に多い)、友人(独居の人)、ケアマネ、かかりつけ医、地域包括、行政、認知症初期集中支援チーム、裁判所 ②詳細な病歴聴取が必要。 ・Treatable dementiaの除外 ・アルコール依存症がないか。 ・高齢者の発達障害。→30~40年前は今ほど生きにくくない世の中だった。家族がなくなり、フォローしてくれる人がいなくなったときに行動変容が起こり、問題が表出してくるのではないか。   今回は、認知症のことを主にお話しいただきました。 以前の研修で、脳血管障害の方は認知症になるリスクが高いという話を聞いたことがあります。 今の障がいの理解を深めるとともに今後のリスクについても一緒に考えていく必要があるなと改めて感じました。