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なんだか一気に暖かくなってきました。もうすぐ春ですね。
本日は、春を一足先に感じるような和やかな雰囲気の中、お花見弁当のように内容のギュッと詰まった会議となりました。
各担当者がそれぞれのケース支援について、方向性や関わり方を話し合ったり、アドバイスし合ったり、経験を共有したり・・・最近はそういったことを軸に会議を進めています。
今回は支援者の役割に関する話題が印象に残ったのでその話をさせて頂こうと思います。
クロスジョブは、通所して就労に向けた訓練して、企業見学や実習に行って「就職する」「働き続ける」ということを目指して皆さまに日々ご利用頂いています。
その中では、例えば自分に何ができるか悩んでいる方、思い通りに就活が進まない方など、訓練課程において様々な難問に、ご本人とともに支援者も向き合うこととなります。
その時の支援者の役割とはなにか?
答えは一つでも一言でも、簡単に言い表せるものではありませんが、
・ご本人の話によく耳を傾けること
・今までのご経験など過去の話も丁寧にお伺いすること
・ご本人の発言や行動の真意をあらゆる方向から考察すること
・話してもらえる関係性や環境を作り出すこと
・ご本人にとってクロスジョブ利用のメリットとは何か?この先の人生の幸せとは何かを考えること
こういった事を実践していく中で、ご本人が不安に思っていることや普段は口に出せない気持ちの片鱗を少しでも共有することができたなら、支援者として良き伴走者に一歩近づけるのではないか、等と言った意見を交わしました。
また、時としてご本人と支援者の考えがすれ違ってしまうこともあります。
しかし、目的地が「就職」と言う点では一致する訳なので、すれ違いが起こっている状況についても、やはり上記のような対話や、話してもらえる状況をいかにして作り出せるかが重要になるということも話し合いました。
そして対話の手法として、オープンクエスチョン(ざっくりした問いかけ)や選択肢を用いる方法など、様々な方法を織り交ぜながらご本人にとって一番心地よく話せる方法を探していくことも、皆さん実践で取り入れているようでした。
あまり高次脳の専門的な話ではないですが、本日は支援者として大切なことを会議で共有できたように思います。