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こんにちは、阿倍野事業所の村上です。
しばらくぶりでしたが、皆さん元気に訓練に来られていることに改めて健康第一やな!と思いました。
就職活動するにしても、仕事についてからも健康が第一。
衆議院議員の河野太郎さんも”健康”の大切さについてビジネス系の研修でお話しされていました。
コロナウイルスとインフルエンザ等の感染症が流行っていますので、皆様どうぞご自愛ください。
さて、今回はテーマ「高次脳機能障がいについて考えよう」の中の日常生活あるあるエピソードの共有をしました。
ご自身が体験されている具体的なエピソードを発表して頂けたので、共感できる方も「自分はあまり該当しないな?」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
ぜひ、下記の内容を読んでみて下さい。
■日常のあるあるエピソード
〇病識欠如:自覚がない、障害を認めたくない、人の意見を聞かない
・入院中、意識が戻った際に医者から「あなたは車を乗ることができない」と言われたことが一番重たかった。
・意識が戻ったころは視野があんまり見えてなくて、景色が真っ黒だった。時間とともに見える範囲が広がっていって、今は全体の見える範囲が180度としたら120度くらいまでは見える様になってきている。
・体の障害の自覚はあるが、高次脳の方は自分で障害あるようにはあまり思っていない。
・後のスケジュールに差し障るから出掛けないでと言われても出掛けちゃう。時間の感覚や拘りも影響してそう。
〇固執性:こだわりが強い、気持ちが切り替えられない
・病前からある。車やバイクを改造するのが趣味だった。何かする時、こだわりが出る。
・予定を決めたら絶対に行く。映画行くと決めたのに行けなかったらイライラする。
〇自発性の低下:やる気がない
・病院で意識が戻った時から今もずっと続いてます。億劫ではないが何をするにしても「いややな」と感じる。
〇記憶障害:新しい事が覚えられない
・聞いたことを覚えておくことが苦手。
・事故を起こした当初の記憶は全くない。倒れて入院してから今までの記憶は殆ど残っていない。
〇注意障害:うっかりミスがある、思い込みから抜けられない
・早くやってしまおうという自分の性格が出てしまう。
・定期的に血液検査で受診する日程を忘れてしまったり。日程を思い込むことがある。
〇欲求のコントロール:先のことを考えずにお金を使う
・受傷前から、手元にまとまったお金があると使ってしまう、という癖があり今も続いている。
〇失語症:喋りにくい、人の名前が出てこない
そのほかの意見として、「みんなが話していたのは普通のことじゃない?」という意見もありました。
なるほど。。
人によって重要視してることや受け流してしまえるラインは違うかもしれません。
しかし、仕事となると基準がある程度作られ、高いものを求められた時にもクリアできるように準備しておくことも必要なのかなと感じた時間でした。
また次回のグループワークが楽しみです。
長文ですが、読んでいただきありがとうございました。