【阿倍野グループワーク】「高次脳機能障がいのある方やご家族の声」の動画を見て

こんにちは、阿倍野事業所の村上です。

遅くなりましたが、12月7日のグループワークの報告をさせていただきます。

 

今回は、堺市立健康福祉プラザの生活リハセンターさんが作成された動画をグループワーク内で拝見しました。

動画の内容としては

第3回研修会「高次脳機能障害者の社会復帰・社会参加の実際 ~当事者と家族の声を集めて~」というものです。

 

限定配信のため、期間内に一緒に動画を見ることが出来てよかったです。

今回は、「家族関係・仕事復帰」「失語症・片麻痺のある生活」のテーマを観ましたが、

当事者のかたやそのご家族が障害をもってからの率直なお話しや大変だったことを話してくださいました。

当事者の方のお子さんの話もあり、家族関係の変化や変わらない事も含めて実態を学ぶことが出来ました。

 

また、復職されたかたのお話しやそこまでに至る経緯や気持ちの変化、障害を認めていく中での葛藤などお話しされていました。

 

参加された方からの感想としては

「復職して普通の生活に戻れると思ってたという話があったけど、自分も少しずつ戻れると思ってた。

でも(受傷前と同じ)仕事をするまで回復するのは難しいことだと感じた。」

「”高次脳機能障害”という言葉が若いころなかった。昔は身体だけで精神障害のかたは雇用の対象にはならかなかったのが、最近は色々変わってきて有難いなと思っている。」

「自分自身でもわからない障害」

「失語症は話していたら少しずつ良くなってると思う。」

「コロナで数か月、自宅で過ごすことがあり、話せなくなってた。言葉や伝えることは大事だと感じた。」

 

などの感想を話してくださいました。

似たような経験された方のお話を聞き、改めて気づいたことや現状について考える機会になりました。

 

私もグループワークを2年以上やっていますが、

当事者の方やそのご家族からでないと伝わらない言葉があります。

 

今回は、その声を届けることができてよかったです。

また就職されたかたのお話もできる場所も作っていきたいと思っています。グループワークで得られるものが一つでもあれば嬉しいです。