ジョブコーチ

ジョブコーチ支援とは?

  • 障害者が職場に適応できるよう、障害者職業カウンセラー(又はジョブコーチ)が策定した支援計画に基づきジョブコーチが職場に出向いて直接支援を行います。
  • 障害者が新たに就職するに際しての支援だけでなく、雇用後の職場適応支援も行います。
  • 障害者自身に対する支援に加え、事業主や職場の従業員に対しても、障害者の職場適応に必要な助言を行い、必要に応じて職務の再設計や職場環境の改善を提案します。
  • 支援期間は、標準的には2〜4ヶ月ですが、1〜7ヶ月の範囲で個別に必要な期間を設定します。支援は永続的に実施するものではなく、ジョブコーチによる支援を通じて適切な支援方法を職場の上司や同僚に伝えることにより、事業所による支援体制の整備を促進し、障害者の職場定着を図ることを目的としています(フォローアップ)。

ジョブコーチ(職場適応援助者)の種類

訪問型ジョブコーチ(民間社会福祉法人等に所属)
企業在籍型ジョブコーチ(障害者を雇用している会社に所属)
配置型ジョブコーチ(職業センターに所属)

ジョブコーチの進め方

職業評価
障害者職業センターで職業評価を受けます。障害者の方の今の状況や、支援が必要になるポイントを確認します。
支援計画の策定
本人、事業主との相談を通じて職場の状況などを十分把握し、個々の状況に応じた支援計画を策定します。
ジョブコーチ支援開始
障害者、事業主、双方の同意を得た上で支援を行います。

ジョブコーチ支援の時期、期間

支援の時期
雇用前、雇用と同時、雇用後
支援期間
集中支援〜移行支援期は1〜7ヶ月間(平均3ヶ月)
この期間は集中的に支援に入り、課題を改善するために支援を行います。
また会社の人にも障害の伝達を行ったり、指導の方法を助言します。
支援の主体をジョブコーチから会社の担当者に移行していきます。
フォローアップ期は1年間

ジョブコーチ助成金

4時間以上支援を実施した日数×16,000円 + 4時間未満支援を実施した日数×8,000円
= 1カ月の助成金